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ユーフォ3期5話感想

毎回、放送を見終わった後に雑にテキストでまとめていたものをこちらに置いていくことにする。フォーマットとか考えず熱に背中を押されたまま書いているので読みにくい文章だけど変に添削せずそのまま載せる。そもそもなんでnoteに置くことにしたかというと5話の感想が長すぎて、同じようなこと何度も書いてて文章の修正を考えたけどめんどくせえなと思ったから。

★黒江真由が何なのかわからない。
事前のもやっとした情報(隠されているが漏れ出る情報)から転校してきて久美子たちになにか苦しみを与える存在なんだろうと思いずっと警戒して見ていた。
その警戒通りの行動をするときもある。
でも単純な悪意で動いているとは思えない表情も見える。
黒江真由とは何なのかを掘り下げて考えたい。
5話時点ですげえ楽しい。
やっぱ原作知らずにユーフォリアタイできるって最高だね(原作は購入済み)

・テレビに出てくるインタビュー受けてる人だれ?なんとなくはこの後の進路についてと重ねてきてるんだろうけど。

・父の久美子の進路についての文言が急に優しくなったって反応の人もいるけど誓いのフィナーレでまみこにたいしての後悔ちゃんと語ってるからね。

この玄関の靴の描写は何の意味があるんだろ?
三人しかいないって事?それとも靴の脱ぎ方で何かを示唆してる?

・電車のシーンの架線の影はリアルだなあ。
CGや撮影の方たちが頑張って幸せな映像を作り続けてくれてる。

・将来の夢 麗奈の方が共感できるけどおれは夢の通りにはならんかったなあ。
久美子は簡単にいなしてるけども成長してない(挫折をしらない)麗奈とそれを子供っぽく感じる久美子の描写で5話は徹底してそれを見せてくる。
久美子の「ひどくなーい」にそれがよく出てるけども、この後に出てくるであろうバランスよく生きる久美子が一つに邁進している麗奈に打ちのめされる時のフリであるようにも思う。
結局上手く生きる力って強さでもあるけど徹底している相手には負けるのよね。
先々起こるそのシーンの対比に5話は使われそうな気がする。

・放送コンテストの垂れ幕出てるのは武田綾乃さんの「花は咲く修羅の如く」つながりだね。

・最初の合宿のあたりにオーディションが設定される。
メンバー決めて合宿でメンバーの演奏を固めるのと合宿で演奏が伸びた人をオーディションで選ぶのとどっちが関西でいい演奏になるんだろ?

・久美子の手の汚れ、ここ汚れるかなあ。
ホワイトボードじゃなくて紙に書いた時の汚れのようなアニメーターさんの手の汚れっぽい。

・真由が事前に久美子にセーラのオーディションの話をしている?
真由が本当にオーディションで選抜されたくないならそんな話久美子に振らなくないか?
謎の一つ

・滝のやろう、相変わらずこの代の生徒にきつい課題を与えるなあ。
生徒に考えさせてそれを認める(自分たちが決めたことが決まってしまう)ってプレッシャーだよなあ。

・奏は自分が答えを引き出す(みんなに知らせる)役目をやってるなあ。
頭いい子だけどもこういうムーブは最終的に他の頭いいやつに負けるよ。

・真由が質問した時の久美子の息を飲むカット入れるところが最高なのよ。
そこにのっかる黒沢ともよボイスのすごさ。
声優さんの演技力って映像側の演出でどこまででも上げられるのよね。

・求にあすかに怒られた事を伝える葉月良いね。
来年コンバスのルビー川島入ってくるかもしれんからね。
でもチョップでは伝わらんと思うよ。そういうとこよ葉月。

というかさ、葉月は3年生になってもしっかりと初心者キャラとして描かれている。
高校で3年やったからと言ってしっかり考えられる人は一握りだと思う。
たいして考えず時間はかけてるけど経験したとこだけ覚えて終わるタイプ。
努力はするけどその方法があまりうまくないって事はこれまでも描かれている。
このままだとオーディションで葉月落ちる気がするんよなあ。
府大会は出れても全国とかで落ちるパターン。すずめが出てきそう。

・オーディションについて真由の懸念に久美子は部長としての言葉しかかけられない。
奏も見ている前だしし北宇治ってそうやってここまでやってきた。
今まで自分の口からも何度も発してきたこの言葉しか口から出ない。
でもさ、ここの久美子のセリフはほんとに心がこもってない。
表面的すぎる。熱がない。
黒沢ともよさん上手すぎるだろ。

1年のオーディションの時の香織の位置に久美子はいるんだなあ。

久美子の整理できていない気持ちは当然奏にも伝わってる。
自分に雨の中かけられた言葉と同じだとは思えないはず。
だから久美子を言葉でいじるんだけど奏もこれ以上の熱さで久美子とかわす言葉がない。
ユーフォらしい火種をチリチリさせるシーンだった。

ちなみに真由が出て行ったところを奏が振り返って見ているシーンのさっちゃんがかわいい。

・秀一ほんとは久美子をあがた祭りに誘いたいよな。
久美子はこの後大変なことになるから秀一ほんと頼む。
お前だけが頼りだ。

・「ソリ絶対吹く!!」が1期の香織の「ソロオーディション 絶対吹く!」とかぶってんだよなあ。
こういうことユーフォはやってくるんだよほんとにもう。
負ける方の隠喩だよね。ホラー映画のお約束フラグにしか見えん。

・個人練の場所、夏紀の場所が空いてるんじゃないかな。

・真由があがた祭りの話を聞くところ
おれ、ここの久美子が日向に出た意味がわからんのだよなあ。
京アニはよく影と日向を利用するけどこの時久美子が攻められてて嘘までつくんだよね。
普通は影になりそうなところ日向にいる。
つまりあれか?この時の真由はその久美子以上になにか暗いところがある?
それか久美子から見て不気味に見えている?
全然わからんし真由が何を考えているかもわからん。
真由にとって久美子はどう見えてるんだろうか?
さいごまで見てからここを見たら何かわかるのかなあ。

・音でどっちのユーフォかすぐわかる麗奈。
でも麗奈が久美子って言ったとき、なってる音はトランペットパートだったから真由の音。
これはどういうことかな?

・二人のソリを正直に聞いたとは言わない麗奈
子供っぽい虚勢のような気がする。
ここだけでなく5話ではずっとそうだけど久美子はずっと麗奈に対して優位だね。
麗奈にカマかけられても全然焦るところなく、ただ自分が真由に嘘をついたことを思い出した時だけうろたえる。
まああの嘘も絶対麗奈が誘ってくるってわかっててついただろうしね。
実際麗奈が誘わされる。
ただこれすごい怖いのよ。
武田綾乃さんはこういう人の優劣を上手く使って人の心を揺さぶる。
俺たちはリズと青い鳥ってとんでもないドラマを見せられた経験がある。
どこかでこの関係が逆転して心をえぐられる瞬間が来るんだろうなあ。怖いなあ。

・みちえ先生との面談大好き
安定した職業につきたかったからって生徒に対して言える先生ってそういないと思うよ。
なんかすごい志を持っていたかのように虚勢を張りそうなもんだ。嘘でも。
これは生徒に教師が嘘をついてはいけないという信条があるのか、ふつうに今の自分に自信があるのか
多分両方なんだな。
最後の流されがちな生徒の言葉じゃないってそんなかっこいいこと言える?
1期で滝先生が迷っていたときとかもそうだけど普段凡庸な教師に見えてほんと決めるとこ決めてくるすごい人だ。
ところで最後の机の横で磁石がわっかになって一つだけ外れてるの何かの暗示っぽい。真由?

・すずめにあがた祭りを詰められる久美子のシーン
真由に関しては詳細は後でまとめるけど
フィルムカメラを持ってきて写真が趣味だっていうの、ひょっとしたら無茶苦茶策士なんじゃないかと思った。
カメラ詳しい人が多分解き明かしてくれると思うけどこのカメラって写真が趣味な人が持つカメラかな?

そして2年上の男性副部長を秀一と呼びすてできるすずめは何者?

求の余裕もなんか良かったねえって感じ。

・あがた祭り、去年初めて行ったなあ。
あんなに店が多いと思わなかった。
とりあえず人生で見たお祭りで最多の出店数。

・麗奈と久美子の待ち合わせの場所
去年たぶん麗奈のうちはこの辺だよねって通ったあたりだった。
秀一と久美子が二人でいた公園の近所だよね。
まあ、家のほうは別の場所かモデルハウスか架空のものなんだろな。
地下のスタジオのモデルはなんか特定されてたね。

・久美子の家の玄関前の廊下と幅が違うから、広いってやるのは納得。
リビングの前の扉はちび麗奈が滝先生を覗いていた扉だね。
3人そろうところ、エンドカードで描かれた感じよかった。

・写真を取る真由と低音チーム
真由が策士だと言ったのはフィルムカメラで写真が趣味だと言えば撮影するのは自分になり誰かと変わって写真の輪に入ることがなくて済むから。
だれも操作法がわからんフィルムカメラ触りたくないしね。
誰かがスマホで「今度は真由いれて撮ろう」って言い出せば真由も輪に入ることになるだろうけど1年を除けばまだそんなに仲良くなってないだろうし真由側から言い訳を提示されたら積極的に気を使うことがないんじゃないか。
真由にとってみんなと祭りに来た=ぼっちではない、という事実と集合写真に入るとその立ち位置であまりなじめていないことがばれてしまうから入りたくなかったのではないか。
(集合写真に入るのが苦手な俺が言うから間違いない)
この行動は真由が合奏は好きだけどコンクールメンバーに入って和を乱すのはいやだといったことと合致しているように思う。

ただそれを超えて写真撮ろうと言ってくれる人を求めていたのかもしれない。
これも久美子にオーディション受けることの念押ししたことに通じる。

結果そういう人は現れなかったのだが。

いやほんとこの時点では真由全然わからんわ。

・男性陣含む集合写真
近寄る求の可愛さはまあ置いといて最後の求目線のみどり。
うん、あえて主語を大きくするが男みんなこういう目線で女見てるよ。

・麗奈の部屋きれいすぎるなあ。
多分普段からきれいなんだろうとは思うけども久美子が来たから一生懸命掃除して物置開けたらものが山積みだったらかわいいなあ。

・麗奈に進路を語る久美子
北宇治に入る前の久美子だったら北宇治に入る前の久美子のままなんだろなあ(ロジックは正しい)
葛藤がそのままユーフォが描いてきた久美子の成長記録。
しかしほんとユーフォは1期1話冒頭のシーンをこすり続けるなあ。
これ多分一番最初はこのシリーズのテーマになるようなシーンだと思わずに描かれてるよな。

・一年の詩を聞いているところ
奏がぶっこんでたけどもユーフォとトランペットのソリがあるんだとしたら麗奈も久美子もそれで曲を選んでるんじゃねえか。
クラリネットはただの言い訳だった。

・スタジオ
麗奈の家のユーフォは銀色。
あすかに進藤さんが送って来たりセーラの真由がマイ楽器としてもってたり。
銀のほうが高級なのかな?

人が言っててなるほどって気が付いた。
久美子が真由上手いねって聞いたとき麗奈は久美子のほうが好きって答えてる。
この二人1年のオーディションの時には上手い人が吹くべきだって上級生に立てついたんだよね。
二人ともその呪縛からは逃れられない。
だから麗奈は久美子にもっとうまくなって勝てと言っているようなものだ。
上手くない人は好きでも選ばない。
それが麗奈だ。まあ選ぶのは滝先生だけども滝先生は上手い人を選ぶと信じてる。
ただ、言われた久美子は表情が余裕ある。
この表情が今後どうなってしまうのか。
二人ともこのままでは真由がソリを吹くのはわかっているのに久美子は余裕を捨てられない。

・演奏中 あがた祭り回想
男グループのメンバーに求は一人で残ると伝えたんだ。えらいぞ求。
遠くから見守る目線に恋慕の感情は見えないからどういう気持ちかはわからんけど。

さっちゃんたちと会った香織と春香、この辺ツイッターでちらっと見ちゃったけど原作側のネタがなんか関係してるのね。
まあ知らなくていい話。全話終わったら原作読むぞ。

空に上がる炎?(これが何なのかあまりわかってない)を写真に撮る真由。
誰もいないのに写真撮るって言うのはほんとに写真撮るの趣味なのかな?
おれはそこ嘘なんじゃないかなと思ってるんだけど。
きっとカメラマニアの人たちならこのカメラが写真趣味な人が使うものかどうか判断できるはず。教えてほしい。

・「全国でこのソリを一緒に吹きたい」
ほんと脅迫のような言葉だよなあ。
「あたしも」
真由と会話してた時よりつやっぽい熱がある言葉。
麗奈といるときは久美子はそれなりに本音なんだよね。
でも今のままじゃ難しいと思ってて抑えてる感じもする。

・島での久美子と麗奈の会話
ここでの会話は麗奈が子供で久美子が大人。
5話はずっと久美子が麗奈に対して大人の余裕の顔のまま。
何度も言うけどこれはこの先怖いことになる振りのような気がするよ。

麗奈は自分より優れてる部分を持つ人にすぐ心酔する。
滝にひかれたのも多分そこのような気がする。
これは俺自身の気づきじゃないけど葉月のことだけまだ苗字呼びなんだよね。
麗奈にとって久美子とみどりは自分より上の部分がある。でも葉月にはないと思っている。
そんな気がする。

・川面に移る光が二者面談の時の机横にくっついていた磁石の図形と似てる。
一つの輪とそのそばにはぐれた一つの点。
これやっぱ何か意味あんのかなあ。
そのままとらえれば北宇治と真由だけど。
どこかでこの構図が壊れる瞬間があるのかもしれない。

・金魚
ものが増えてる。
父さんひょっとしてのりのりで金魚育ててるかな?
なんかかわいいな。
だれかが麗奈と久美子の間に真由が入ってくる暗喩だって言ってた。
気づかなかったけど確かにそうかも。
高校最後のあがた祭り→高校最後のコンクールってことか。

・そして次の曲が始まるのです
毎回この言い方で来週がどうなるのか暗示してくるよね。

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