九井諒子展&京都小旅行の記録①
九井諒子展が京都で開催されていると聞き、小旅行も兼ねて行ってみるかぁ…とかうっすら考えていたのが7月頭。正直、夏の京都は暑すぎるので行きたくはなかったが、グッズも欲しいし売り切れ等を考えるとできるだけ早く行きたい。仕事との兼ね合いも考慮して、19日出発を決めた。
プランニング
出発日は決めたが帰宅日は決めたくない。私は行き当たりばったり旅行が好きなので、いつ帰ってもいいようにする。必然的に宿の選択肢は非常に狭まるが、これは車中泊で解決する。宿代も浮く。夏の京都の夜で眠れるのか?が懸念点。
駐車場は郊外の駅のコインパーキングを利用し、移動のメインは地下鉄と徒歩とする。
九井諒子展がメインコンテンツだが、他にも京都で気になっていた鉄道博物館と京都水族館、琵琶湖疏水や蹴上のインクラインも候補に入れておく。
飯も、できるだけ地元では食えないものを食いたい。
1日目・出発~マンガミュージアム到着まで
19日の5時に出発。マンガミュージアムは10時開館なのでかなり余り気味の時間だが、車をパーキングに置いたり地下鉄での移動を見込んでいるので余裕を持たせている。
車を首尾よく目をつけていた郊外の駐車場に置くことに成功。24時間最大で700円という激安駐車場である。ここが1日目の宿にもなる予定だ。既にかなり暑く、不安を感じさせる。
そのまま地下鉄に乗りマンガミュージアム最寄りの烏丸御池駅で10時を待つ。この時点で外国人の団体客が結構目立つ。ついでに駅のパン屋で朝飯を買う。
カレー味ソーセージの揚げパンは名前を失念したが、わりと歴史のあるものらしい。
パンは問題なく美味かったのだが、隣の席に座ったおっさんの口臭が激ヤバであり、早々に切り上げた。
1日目・九井諒子展
マンガミュージアムに入場し、限定版の入場券を見せる。限定特典は迷宮探索展のオリジナルプレートということで、プレートとは?と思いながら予約したのだが、プレート=皿であった。そこそこ大きめ。
金曜にも関わらず人出は結構多め。ここでも外国人と思しき客はかなり多く、見学者の半分くらいを占めているように見える。
九井諒子展の展示物はダンジョン飯+短編集3冊の原画(と言ってもデジタル作画なので印刷物だが)やラフ、ボツになったデザイン案など。それについての作者や編集者のコメント付きのものもあり、見応え&読み応えがあった。
特に、ダンジョン飯単行本の表紙の元絵は見どころ。1巻の表紙はかなり試行錯誤した跡があり、やはり第一巻の表紙とは重要なのだろう。
アニメの前半・後半EDに使われた原画も展示されていた。
アニメ部分の展示(迷宮探索展)は言っちゃ悪いがわりとしょぼい。なんせ薄暗いのと読むものがほぼないので眺めるだけになってしまう。展示というより映え用写真撮影スポットと小道具集めましたという感じだ。ぼっちには厳しい。アニメの絵コンテや村の鍛冶屋本店コラボ品のセンシの鍋や包丁、声優・作曲家・アニメーターのインタビュー等を展示するだけでももう少しボリュームが出そうなものだが。というかそもそも部屋が狭すぎる…バジリスクオムレツや宝虫のおやつの食品サンプルも別室(というか階段室)に置かれていたり、いかにも「展示スペース確保できませんでした」という感じである。
まるで伝説の剣みたいな展示をされたケン助レプリカはちょっと面白かったが。
もう一つのメインである物販は、意外にも人少なめ。最大のお目当てであったコイン虫のオスメスは無事確保できたが、マルシルTシャツとファリンTシャツは残念ながら売り切れていた。味噌とろ茄子田楽タオルはちょっと欲しかったが、普段遣いできる柄でもないし、飾るスペースもなく死蔵する未来しか見えなかったので断念。
他、クリアファイル類を数点確保した。
この手の物販で毎回思うのだが、複製原画(EDのカラーのやつ)がやたらと高価で販売されているのは何なのだろうか。額入りとはいえ、複製(そもそもオリジナルはデジタルデータだろうし)ということは印刷物であり、それにウン万円も出す人がいるのか?
つづく。
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