BOOTHとピクスペの違いについて（2024年6月修正版）

こんにちは又は初めまして、はやもとです。
今回はBOOTHとpictSPACE（以下ピクスペ）との違いをまとめたいと思います。ちなみに、送料は自宅から匿名配送する場合で書いています。

購入する側から見た違い

1)決済方法

⚫︎BOOTH  決済方法が多彩
pixivcoban/pixivかんたん決済/Paypal決済/クレジットカード（master/VISA/JCB）/楽天ペイ/銀行決済（ペイジー/ゆうちょ銀行/ゆうちょダイレクト）/コンビニ決済（ローソン/ファミマ/ミニストップ/セイコーマート、3000未満の決済手数料110円、3000円以上無料）

⚫︎ピクスペ　使えるクレジットカードの種類が多い
クレジットカード（master/VISA/JCB/AMEX/DINERS）/あと払いpaidy（コンビニ/銀行、コンビニは税込356円、銀行は各金融機関所定の振込手数料がかかる）

2)匿名配送の送料（自宅から発送）

⚫︎BOOTH
あんしんBOOTHパック（ネコポス370円、宅急便コンパクト540円〜、宅急便860円〜）

⚫︎ピクスペ
ヤマト匿名配送、ピクスペ匿名配送　370円（2024年6月3日〜改定）

3）他サービスとの連携

⚫︎BOOTH  国内大手イラスト投稿サイトpixivとの連携
ピクシブ株式会社が運営しているため、頒布開始の際自動的にpixivトップページの新着お知らせに表示されるようになっている（そのユーザーをフォローしている場合）

⚫︎ピクスペ　WebオンリースペースpictSQUARE（ピクスク）との連携
・2つのサービスの運営会社が同じため、ピクスペで購入した商品についてピクスクの管理画面に通知され、購入した商品が把握しやすくなっている。
・ピクスペで購入する頒布物を一括精算できる。
・Webオンリーの際に通販ページへリンクするアイコンが本になる（BOOTHなど外部サイトだと水晶玉になる）

4)作品の探しやすさ

⚫︎BOOTH
・サークル名、作品名、キャラ名などで検索出来るため、目的の本が見つけやすい
・フォローしているサークルの新商品が追加されると通知が届く

⚫︎ピクスペ
プラットフォームが無く、店舗に直接リンクを貼るのでURLを知っている人しかアクセスできない

5)商品到着後の手続き

⚫︎BOOTH
特に手続きは不要

⚫︎ピクスペ
到着後、「頒布物の発送が完了しました」メール内にあるリンクから、「商品を受け取り、取引を完了する」ボタンをクリックする必要あり。
（クリックしない場合は10日後自動的に完了となる。押してくれるとサークル側は助かります。）

頒布する側から見た違い

1)売上にかかるサービス利用料（自宅から発送の場合）

⚫︎BOOTH
（商品価格＋送料＋boost）×5.6%+22円　小数点以下切り上げ
例:（商品価格500円＋あんしんBOOTHパック370円）×5.6%＋22円＝70.7円（71円）
⚫︎ピクスペ
頒布代金の10%=（商品価格＋送料＋サポートプラス）×10%
例:（商品価格500円＋ヤマト匿名配送370円）×10%=87円

2)売上精算の時期

⚫︎BOOTH
1日〜月末締め→翌月1日にメールで金額確定通知→20日〜5営業日以内に指定口座へ振込
⚫︎ピクスペ
「頒布精算を行う」を選択すると随時。売上精算画面に表示された日付から5営業日以内に指定口座又はAmazonギフト券にて精算

3)振込にかかる手数料

⚫︎BOOTH
・銀行振込手数料/200円（3万円未満）、300円（3万円以上）
・PayPal口座/無料（ただし、日本の銀行へ5万円未満の資金移動する際は手数料がかかる）
・Wise/無料（ただし、Wiseから銀行口座へは送金手数料がかかる）

⚫︎ピクスペ
・銀行振込手数料/280円
・Amazonギフト券（コード）/無料
・LINE Pay/50円

4)日時設定公開

⚫︎BOOTH
・BOOTH Apps 販売期間設定（550円/月額）
・商品に対して適用
・販売前に商品ページで告知できる
・開始・終了日時のみの設定も可能

⚫︎ピクスペ
・無料
・店舗に対して適用
・店舗の公開日時（開始から終了まで）を設定可能
・最短で30分後の時刻から設定が可能
・サーバーの負荷状況により公開が数分遅れる場合あり

5)特定ユーザーのみへの販売

⚫︎BOOTH
・BOOTH Apps シークレット公開（550円/月額）
・商品ページへのURLと合言葉を知っているユーザーのみ公開
・通常の商品一覧やBOOTH内での検索結果には表示されない

⚫︎ピクスペ
・無料
・提携サイト（Xなど）ユーザー／フォロワー／相互フォロワーで公開範囲、更にパスワードの有無を設定できる（※pictSQUAREの会場では使用不可）
・検索避けあり

まとめ

購入側からは店舗を選べないため、頒布側から見た特徴で言えば以下のようになります。

・BOOTHは手数料がピクスペより安い上、利用者が多く作品を見つけてもらいやすいが有料の機能も多い。Webオンリーだけでなく普段使いに便利。
・ピクスペは手数料は若干高いものの各種機能が無料で使える為、Webオンリーイベントやイベント外の限定販売に便利。

Webオンリーに参加する際は、当日はピクスペ→翌日以降はBOOTHという使い方も便利かなと思いました。（実際そういった使い方をされてる方も居ました）
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
もし間違えてる内容がありましたら優しく教えていただけると有り難いです。