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お笑いを見てるとネタを書きたくなります

お笑いの話はここではしませんと言い放った2日後にお笑いの話を持ち出しました。それほど私の人生にお笑いは深く関わっているんだなと実感しております。さて、タイトルでも記しました通り、私はお笑いを見ていると自分でもネタを書きたくなってきます。漫才もコントも楽しく見させてもらっていますが、ネタの内容に焦点を置いて見ると、本当に細かいところまできちんと構成されており感心してしまいます。「なんでこんな言葉が思いついたんだろう」「どういう人生を送ってきたらこんなリアルなシーンを書けるのだろう」などと色々考えてしまい、「もしかしたら自分の頭の中にも面白いシーンが残ってるかも」と記憶が薄れないうちにメモに書き出したくなります。思い出してみようと思うと、面白かった出来事は割と出てきます。しかしこの面白さを相手に伝えようとすると一気に難易度が上がります。ネタとして書き始めても、途中で「あれ、これ聞いてて面白いか?」ってなります。相手に面白さを伝えることは大変難しいことですし、これを職にしている芸人さんはもちろん、身近にいる話上手な人達や、文章だけでバズってるツイート主さんなど、話だけで笑わせられる人は本当に尊敬します。

私は昔から物語を創造して書き出すことが好きでした。絵を描くことも好きだったので、小さい頃はよく自由帳に漫画を書いたりしていました。少女漫画より少年漫画派だったので、そのほとんどがバトル漫画かギャグ漫画です。バトル漫画にはよくカービィを登場させてました。描きやすいし可愛いからね。ギャグ漫画では、3回に1回くらい登場人物の目を飛び出させてました。目を飛び出させておけば驚いたりつっこんだりしてる雰囲気を醸し出せると思っていたお年頃でした。コロコロコミックの「ケシカスくん」とか「でんぢゃらすじーさん」とかを見ていた時期だったので、そう思うのも仕方がないですね。こういうの今でも好きなので、インポッシブルさんのギャグとかめっちゃ笑います。

漫画の話になってしまいましたが、お笑いのネタもこれと近いものがあると思います。しかしお笑いの場合は、「(ここで目を飛び出させる。)」とかはリアルでは出来ませんし、「(ここで天井を貫き宇宙へ行く。)」なんてことも出来ません。もしできても笑い事じゃないです。自分たちのできる範囲で面白くまとめあげなくてはなりません。私はネタを書くことが好きで、芸人さん達が物凄いクオリティのネタを次々と出しているのをみると自分でも書きたくてうずうずしますが、今まで一度もしっくり来たネタを書けたことがありません。芸人さんは全員輝いていますが、ネタ作りを担当している芸人さんは特にかっこいいと感じます。今欲しいものは金と時間と文才です。


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