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アンダーガード製作して貰った話

これまで力蔵のアンダーガードに自作のまな板ガードを付けて1年半程乗っていた訳だけど、多少なりともガード力が上がったとはいえ、やはりベースとなるガード自体がハードに乗るには役不足。くの字に曲げただけの1枚板だし、板の厚みも分厚い訳じゃないので、段々と開いてきてしまう。一度外したら付けるのは困難。1枚目の時に付属していたゴム板が波板状だった為、押し潰された事で衝撃がクランクケースに達して割れてしまったり…それもあってまな板ガードという苦肉の策を弄した訳だけど、幅が広いのもあって邪魔だし、もっと強固なガードが必要!と思った次第。

セロー225もそうだけど、SL230はアンダーフレームが無い造りなので、その分軽いけど剛性が低い。実際、ガンガン乗っているとフレームとエンジンを固定するボルトが緩む程。まあ、乗っていてフレームの撚れを感じるとか分からないけど(フォークも細いし、そもそもスピードも出ないし)、岩にヒットした時に心配で仕方がない。

確かに力蔵のガードも2年程度の頻度で交換する消耗品と考えれば安いし、いい商品だけど、サイドのガード力が無いトライアルタイプの形状なので、クランクケースが張り出したSLだと転倒時に割れる事があるので、エンデューロバイク向けのサイドまでガードしてくれる物が欲しかった。

で、まな板でガード範囲を広げた訳だけど、前面は泥も防いでくれたり良い仕事をしたが、下部はちょっと張り出し過ぎてて丸太で亀の子になった時に横倒ししづらいとか問題もあった。

あと、ベースとなる力蔵のガードだけど、後端が短くフレームに乗って無い為、固定する強度が低いステー部分までなので、ヒットしているとステーのナット部分やボルトがイカレてくるという不満も。

と思っていた所に渡りに船で、SLORIDEの参加者からガードなら製作出来るという話があり、ワンオフでのアンダーガード製作が実現する事に。

形状はまな板ガードを参考に、より張り出しが少なくサイドをガード出来るように内に巻いた形状。けど、ガードを外さなくてもクランクケースカバーは外せるように。プラダンを使ってモックアップを作成しました。

そこから実際のバイクの採寸して貰い、曲げて合わせて~と大変だったみたいですが、流石の仕上がりで出来上がってきました。

キチンとフレームに乗っているので衝撃がエンジンに伝わらないで済む。

以前のまな板ガードに比べて横幅が狭くなって倒し易いけど、サイドまでしっかりカバー。

カバーも取り外せるサイドガードの羽。ガードとクランクケース下のクリアランスもバッチリ。

ちなみに重さは…ですw けど、乗っている分には全く分からないですけどね。

見た目もスッキリしたし、オンリーワンな満足度も最高です!これからもSLに乗っていきます!!


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