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エンデューロレース紹介

関東を中心としたメジャーなレースや草レースを取り上げてみました。

G-NET(全日本ハードエンデューロ選手権)

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日本各地のハードエンデューロレースのトップカテゴリーにG-NETクラスを設定し、年間の総合ポイントでシリーズランキングを決定するのが通称「G-NET」全日本ハードエンデューロ選手権である。各地域で単独でおこなわれていたハードエンデューロレースを2010年よりシリーズ化したものが今の「G-NET」となる。

CGCやHINO HARD ENDUROなど日本各地で開催されるレースの併催として行われるシリーズ戦。トップライダーと同じコース、同じレースを走れるのもハードエンデューロの醍醐味。もちろん異次元の走りは観戦するだけでも価値があります。

CGCハードエンデューロ選手権

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ゆるふわなキャラクターと雰囲気、それとは裏腹にハードなコース設定で参加者を楽しませてくれる中部エリアの各コースで年4回程度開催。ミニモトクラスやレディースクラスといった参加しやすいクラスや、最近ではビジネスバイククラスなど、エンデューロ界隈のトレンドを作っている。夏に行われる8時間耐久ナイトエンデューロはお祭りのようなレースで、チームで参加するもよし、一人で8時間走り切るもよし!

HINO HARD ENDURO

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日野カントリーオフロードランド(群馬県藤岡市下日野2953)で年2回開催。クラスはソフト、ミディアム、ハードと分かれている。コースは山の中がメインのテクニカルなコースで、ガレ沢ありウッズあり、ヒルクライムの難易度も高い。

SE-E(東日本エンデューロシリーズ)

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楽しい、格好良い、誰でも参加できる、をテーマに色々な要素を取り入れたオフロードバイクで争う新しいシリーズ戦です。主に東日本で開催する事により、遠方まで足を運ぶことなく全戦に出場できるよう配慮。フル参戦しポイントを積み重ね年間ランキングに挑戦する人、自分に合ったカテゴリーのみ出場する人、人それぞれ色々な楽しみ方をしてください。レース内容は各オーガナイザー監修のもと、オリジナリティー溢れるレースから定番のレースまで開催時期やレース会場に合った設定となります。

東日本の各コースでそれぞれ違った形式のレースを年5戦行われるシリーズ戦。クロスカントリーもあれば、ハードエンデューロもあり、ヒルクライムに特化したレースもあるというバリエーション豊かなレースです。

CROSS MISSION

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コンセプト
皆が楽しめる場を作るためにCROSS MISSIONはライダーと企業を繋げるプラットフォームを創造します。

目的
・関東を中心としたライダーのスキルアップ
・スポンサーへの還元と参加者の購入資金助成
・オフロードバイクを通じてポジティブな感情や体験を創造する
・ERZBERG RODEO・レース活動資金

クレイジージャーニーにも出演した、世界一過酷なオフロードバイクレース「Erzberg Rodeo」に参戦している石戸谷蓮選手が主催のレース。1周出来るか出来ないかという難易度のCROSS MISSIONハードエンデューロ。チームでチェックポイントを周るオリエンテーリング形式のCROSS MISSIONアドベンチャー。オフロード初心者やビッグオフローダーに向けたCROSS MISSION オフ・アスレチック。それ以外にもスクールも定期的に開催されています。

JNCC / WEXイースト&ウェスト

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テクニカルなコース設定のハードエンデューロに対して、スピード志向で周回数を競う広大なゲレンデやMXコースなどで行うクロスカントリーレース。日本各地のコース(WEXは西日本と東日本でシリーズが分かれている)で全8戦行われるシリーズ戦。コース自体は基本的に誰でも周回できる難易度なので、子供や初心者でも参加出来ます。クラスも初心者から上級者まで、マシンや走行時間で細かくクラス分けがなされているので、様々なレベルの参加者に入賞できる機会がある。

JEC(全日本エンデューロ選手権)

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日本ではエンデューロと言うと「モトクロスコースを長時間走る競技」といった、耐久レース的なイメージが強いですが、実際はかなり違います。ヘアスクランブル、クロスカントリーと呼ばれるそうしたレースも楽しいものですが、このJECでは世界選手権エンデューロやISDE(インターナショナルシックスデイズトライアル)と同じ、タイムアタック方式を採用しています。
オンタイム形式・タイムアタック方式などと呼ばれるこの方式で挑むのは、ライバルよりも前に出てゴールすることではなく、ライバルよりも速いタイムを出すことです。エンデューロのコースには1箇所〜数カ所の「テスト」(競技区間)があり、1台づつコースインします。大会によっては20以上にもなる、このテストの合計時間で順位を競うのが「エンデューロ」です。テストとテストの間にはルートと呼ばれる移動区間があります。この移動区間にも、オフロードのスキルが試されるテクニカルなセクションが設定されることも一般的です。ルートを規定時間以内に走り、テストでは1秒を削るアタックを行うことで順位を競うわけです。

ハードエンデューロやクロスカントリーは一斉に全員スタートして時間内ずっと走って周回数が多い人が勝ちですが、JECはオンタイムエンデューロというジャンルになります。競技方式もですが、マシン管理などにも規則があります。敷居の高さを感じますが、人と競うのではなく、純粋にコースと自分自身の勝負がしたいという人はルール等を読んで(https://jecpromotion.com/%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%83%87%e3%83%a5%e3%83%bc%e3%83%ad%e3%81%a8%e3%81%af/)挑戦してみてください。

パワーエンデューロ

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1984年7月、オフロードレースの「ハチタイ」としてスタートした「8時間パワーエンデューロ」。福島県・羽鳥にあるオフロードコースからスタートし、宮城県仙台市の川崎牧場、そして『パワーエンデューロ』と言えばコミナトというイメージを定着させた千葉県・ファミリーフィールドコミナト(F2小湊)にて10年以上連続開催、着々とファンを獲得していった。過去最大では250チーム参加を誇る。

オフロードで8耐と言えば、モトパワーレーシングが主催していたパワーエンデューロです。長い歴史の中、一度は休催となりましたが復活!2020年も開催するそうです(https://www.facebook.com/powerenduro/

ミニバイぱにっく

CGCとHPクリエイターズが強力タッグを組み、ミニバイク、ビジネスバイクで走ったり押したりするお祭りレースイベントそれがミニバイぱにっく。初心者の方からキッズ、みんなで一緒にワイワイしたい方、押さないと満足できない奇特な方、そしてヘルプ好きな方までもが楽しんでいただけるコンテンツ満載。

神栖市二輪ビーチレース

日本で唯一?の砂浜でのレースはまるで海外レースのような雰囲気。全開で走るシチュエーションは普段のレースと違っていて面白そうですね。

SFT平谷&南牧耐久トライアル

この2つはトライアルイベントですが、オフロードバイクも走る事が出来ます(タイヤはトライアルタイヤ限定)自然の沢の中を移動し、途中のセクション部分でトライアルルールでの減点方式で採点されます。オフロードバイクでは普通の移動区間も大変ですので、玄人好みなイベントと言えます。ちなみに天国の平谷、地獄の南牧と呼ばれているそうですw

WERIDE三宅島

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【WERIDE三宅島とは】
三宅島噴火災害からの復興の起爆剤として、2007年から開催されている「WERIDE 三宅島」。 バイクファンのためのこれまでにないユニークな観光振興策として、島を挙げて取り組んでいく イベントです。

東京都三宅島で行われる150分耐久レース。エキスパートクラス、チャレンジクラス、チームクラスで分かれています。また、賞金が出たり、抽選でバイクが当たるなど他のレースと比べても特別なレースとなっています。2泊3日のレース日程でフェリーでの移動や宿代も込みのエントリー費となっています。

CAM-OFF

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1980年代に関東学生二輪連盟が主体となり、現役の大学生・専門学生が「オフロードバイクレースを通じてサークル内、また他校とのサークル同士の交流を深めること」を目的として開催されたレースであり、スポンサーが景気後退により撤退した後、2015年度までBigCrew様によって運営・開催されていました。BigCrew様の諸事情により2016年度は開催されない事が発表され、今まで出場していた各大学2輪部の活動目的・目標の一つが失われてしまいました。そこで、学生有志一同がレースイベントを開催する事となりました。

自分も学生の頃にキャンオフに同期の仲間とチームで出たのがエンデューロの始まりでした。学生およびOBの社会人以外にも初心者の方も楽しめるレースとなっています。

成田夏祭り

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千葉県成田の成田MXパークで夏に開催されるお祭りイベント&模擬レース。走行料+1,000円で参加でき、試乗会や出店などあります。模擬レースはひよこクラス、たまごクラス、とさかクラスと分かれており、初心者でも参加しやすいイベントです。

クロスカップ

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山梨県勝沼にあるクロスパーク勝沼で開催されている年5戦のシリーズ戦。コースはアップダウンのあるモトクロスコース&エンデューロコース。雨が降るとツルツルなコース。入賞賞品やじゃんけん大会での賞品が豪華らしい。

Y2-XC

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このY2-XCは1996年に始まりました。当初会津地方の愛好家だけで行っていましたが、いつの間にか大勢の方が遊びの場として楽しんで頂けるようになりました。大勢の方が集まると難しい事も起きますが、Y2-XC独特の空気を読んで宜しくお願いします。

福島県会津にあるチーズナッツパークで開催されている年5戦の草レース。年の初めにエントリーが開始され、エントリー費は年間分まとめて14,000円を払えば全戦出るも1戦だけ出るのも自由です。また、マーシャルは当日に参加者の中から抽選で選ばれます。ガチレースではなく、みんなで楽しむというコンセプトです。コース自体はドライなら良く締まっていてさわやか、雨が降ればドロドロですw 

その他(イベント含む)

これ以外にも日本各地でレースは開催されていますし、現在開催されているレースがこれからも開催されているかは分かりません。なので、初心者の方も迷っていないでどんどん参加してみてください!競技人口が増え、コースの利用者が増える事が、オフロード界隈の未来を明るくしますので。

noteの記事による知識だけではなく、定期的に開催しているSLORIDE(twitterで随時告知していますhttps://twitter.com/SL230_Enduro)に参加して頂けると基礎の部分や、実際の走るシーンを想定した内容を練習する事が出来ます。またページ下の「サポートをする」ボタンを押して貰えると活動を続けていくモチベーションが上がりますw
今後も宜しくお願いします!



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