レバーは1本指で（ときどき2本指）

教習所なら4本指でレバーを握ると教わり、バイクに慣れている人でも3～2本指でレバーを引く事が多いのではないでしょうか？

しかし、オフロードでは1本指が基本です。

オンロードの発進時とギアチェンジの時だけ使うのと違い、丸太やステアケース（段差）を越える時に瞬時に繋げる、ヒルクライムでクラッチを滑らせながらゆっくり繋ぐなど。

4～3本は無論、2本指よりも人差指1本で操作する方が繊細なクラッチ操作が出来るからです。

また、レバーを引く指以外の、残りの指でハンドルをしっかり握っていないと悪路で振られた時に手が外れてしまいます。1本指なら残りの4本で握れるのでハンドリングが安定します。

ただ、いつも1本指だと疲れる！という声は当然上がるかと思います。

なので、ここぞという場所では1本指、平坦で難しくない移動区間や下りでは2本指と使い分ける事が大事です。また、低速で走っている時にも無駄に半クラッチ＆回転を上げて走らず、アクセルだけでコントロール出来るとクラッチは握らないので疲れないです。

あと、レバーの位置をハンドルの内側にしたり、クラッチの切れる位置を近くする事はとても重要です。合ってないと操作もしづらいだけでなく、物凄く疲れます。イラストを参考にベストな位置を見つけられたらと思います。