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続・まとめ(体力編)

長々と書いてきましたがようやく最後の体力編🏋️‍♂️タイトルの画像は2012年のCGC奈良虎で死んでいる時のものですw

今までレースで入賞している人をずっと見てきましたが、やはり身長があるか、筋肉質の体格の良い方が多いように感じます。自分の様に170cmで60kgあるか無いかの人間からすると足つきやトラクションに困らないのがとても羨ましいです…。

子供の頃は体育は2、喘息持ちだったので心肺機能も高くない、視力も動体視力も良くないですが、遺伝子レベルの才能を羨んでも仕方がないので、出来る事で体力をどうするのか?を考えてみたいと思います。

方法としては

体力の無さを補う
体力を付ける

です。

体力の無さを補う

まず、体力をつけようと思っても何カ月~年単位でのロングスパンでのトレーニングが必要な訳で、今すぐ筋力や持久力が付かないので体力が無い人は体力を使わない方法をまず実践した方が良いかと思います。

無駄な体力を使わない(リカバリーで色々書きましたが、ミスと余計な力みが体力を奪います。恵まれたフィジカルが無いなら兎に角スキルアップでカバーするしかありません)

装備類を軽くする(エンデューロだとウェア以外にも工具やドリンクなどを携行して走りますが、レースなのにツーリングなの?っていう位大きなバックとかジャケット、挙句はキャリアまで付いている人が居ますが、それらを必要最小限の工具やタイトなバッグにしてみるとか、夏場で暑い時は風通しの良いウェアにした方が体力が奪われずに済みます。キャリアはあると重いし、倒れた時にぶつかって危ないので、スタックベルトに変える事をお勧めします)

軽くて性能の良いマシンに乗る(これはお金が掛かりますが…やはり軽さは正義です。操るにもミスしてリカバリーするにも軽い方が良いです。サスペンションが良ければライダーのスキルや疲労をカバーしてくれます。今あるバイクでもリバルビングやフライホイールウェイトなどで乗り易くカスタムするのも同様ですね)

体力を付ける

ゲロゲロクラスとか上のクラスで入賞圏内の人達は今まで書いてきた事とか当然やっているので、更に一歩先に行くためにはやはり体力が必要だなと感じています。自分がこれをやってたから体力付いたのかな~というのを紹介します。

毎週のように乗る(バイクで必要な筋肉はバイクに乗るのが一番!当然ながらスキルも上がりますし。もちろん、月に数回だけのトレーニングが筋肉にどれだけの効果があるかは分かりませんので、平日乗れない分は別のトレーニングを取り入れるのも良いでしょう)

乗りに行ったらダラダラと休まない(久しぶりに会う仲間と駄弁ったり、他のライダーがセクショントライするのを眺めてノンビリするのも楽しみの一つですが、休まず1時間とかある程度本気モード走りこんだり、ヒルクライムやステアも1度成功したらもうやらないとかでは無く、精度が上がるまで何度も繰り返したり、もっと難しいラインや助走を短くしてやるなど、密度の濃い練習をするようにしています。せっかく時間とお金掛けて1日オフロードしに遊びに来ているならしっかり遊んだ方がいいって考えです)

低速で基礎の動きを反復練習(歩くようなスピードでのフロントアップやステア、斜面でのターン、ゼロスタなど。スピードで誤魔化せていた部分を低速で正確に出来るように練習すると、自然と体幹が鍛えられてバランスも良くなります。結果的にスピードが出た時も振られずに走れます)

ハイスピードで走る練習(楽に流して走っているだけだと、スキルも筋力も付きません。ガレ場やウッズとかでも飛ばす練習や、フラットなら全開固定で開け切る練習をすると、段々と速度域に慣れてきます。慣れる事で余計な力みが抜けるし、振られを押さえる体力がついてきます)

限界ギリギリに挑戦する(ハイスピードと同じで、普通に登れるヒルをやっても成長しません。ギリギリ登れる登れないようなヒルクライムで何度も失敗して倒して投げてリカバリーする事で筋力が鍛えられ、同時にスキルアップもします)

バイク以外ではボルダリングも下半身や体幹を鍛えられるし、平日もトレーニング出来て楽しいのでお勧めです。指が鍛えられるからクラッチとか楽になるでしょ?と言われる事がありますが、クライミングだと指を曲げたまま固定する腱は鍛えられるけど、クラッチみたいに曲げ伸ばしする動きとは違うので効果は感じられないです。クラッチが重いなら握り方や遊びの調節にシビアになってやった方が効果大です。

後は、ダンベル20kgとかで上腕とか鍛えて、バイクの引き上げや押しの時のパワーアップを図ろうと思った位ですね。最近あまりやってませんがw バイクを操るには下半身と体幹がメインですが、振られを押さえる時やミスった時の引き起こしには瞬発的な筋力があった方がいいですね。

何だか書いてしまうと物凄くトレーニングしているみたいに見えますが、何だかんだ楽しいから乗っている訳で、いっぱい乗ればそれだけ上手くなってより楽しくなる。それが結果的に技術や体力に繋がっていく。実際飽きっぽいので短時間で繰り返しやって、飽きたら他の事をやるって感じです。飽きない為と客観的にフォームを見る為に自撮りで動画を撮るのもお勧めの練習法ですね。

長くなりましたが以上でまとめは終わります🙋‍♂️

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