第一話「菊谷さんって本当に仕事出来るよね」 知ってる。 「千紗ちゃんは真面目で優しいよ!」 知ってる。 こんな言葉を浴びるのは慣れてしまって、今日も私は用意している脳内テンプレを読み上げる。 「ありがとう」 今日も変わり映えの無い日々だった。 「千紗の言ってることって上辺だけで、中身も無いしつまらないよね」 母親は悪気なく、率直に伝える。 「そんなの知ってる。自覚もしてるもん!」 千紗はどうしてもそれに反抗できなかった。 学級委員や児童会役員を小学3年生から中学3年生の今ま
はじめに(自己紹介)初めまして、K3(けーすりー)と言います。 年齢は15歳の公立中学3年生です。趣味は妄想と推し活です。バリッバリの2次元オタク&BL大好きマンなので、もしかしたら不快な思いをさせてしまうかもしれません。よろしくお願いします。 なぜnoteを書こうとしたかnoteを見ている皆さん、ご存知の通り私は神山まるごと高専を第1志望校として考えています。 もともと書いてみたいとは思っていましたが何を伝えようかと考えて、打っては消してを繰り返していました。ですがある日