001畑中

14年間引きこもった(過去形)ありふれたおっさん

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最近の記事

人の視線が怖い・・・に対するアプローチ

はい、こんばんは。 今回は人の視線が怖く感じることに対してメモ残しておきます。 まず、「怖い」という感情はどこから来るかと考えると、知らない現象、知らない人からのものになります。人の脳というのは、知らないことに対して怖いというイメージを持つように作られています。つまり、視線だと知らない人からの視線が怖いという風に解釈できます。ここに対するアプローチはどうしたらいいかっていうのに対してはこれは変わっている方法なのかな・・・?知っている者に変えてしまえばいいという方法でです。

    • 幻聴について考えてみた

      本日、訪問看護があり、幻聴などどうやってよくなっていったか聞かれたのですが、自分が回復した過程ってあまり覚えていないのでまあメモ程度にまとめておこうかと。 幻聴とは、人がいないのに声が聞こえてきたり、何かしら音がしたりなどなど。 基本的に統合失調症で聞こえてくる幻聴というものは単調なリズムで一定周期なものが多いと思います。幻聴に関しては自分の中である程度腑に落ちる仮説ができていて、身体的にもそうなんじゃないかなっていうのはあります。まあ結論から言うと耳鳴りなんじゃないかなっ

      • あの夏、苦い思い出

        どうも、お久しぶりです。 若かりし頃の唯一のトラウマ・・・?というか後悔を書きます。 中学のときは3年間野球部でした。漫画とかであるほんと人数ぎりぎりで存続できるかどうかみたいな感じの。 自分はポジションとしてはだいたいほとんどのところはできました。捕手するのは嫌でしたけどね。 理由としては、捕手フライを取るのが苦手、というか視力が悪い中メガネの調整もできず、コンタクトにするという選択肢もなく、そもそもボールが見えないというのがありました。 その中で投手がサインを出してすら

        • さてさて、シェアハウス住居3年が経ちました。 3年の間に劇的な変化がありましたが、4年前はあまり語ったことがない気がします。ちょっと筆を走らせてみます。 4年前・・・というと、時給でいえば170円でした。えっ、と思う方もいるかもしれません。でもそういう社会の仕組みができてしまっているんです。 さて3年前、時給900円で働かせていただきました。主に、ゲストハウスの清掃、セッティングなどです。そのときは最低時給よりもよかったのでまあまあというかんじかな?まあ月給者には到底及ば

        人の視線が怖い・・・に対するアプローチ

          2023.03.03

          本日NAKAMURA・YAのコーヒー店に一人の女性がいらっしゃいました。 新聞を見てきていただいたそうです。 まあ、息子さんが引きこもり状態でっていうわけですが、当事者が来ていない以上うち的には当事者のことは触れようがありません。 ですが、引きこもり支援において、しんどい思いをされているのは引きこもり当事者だけではないと思っています。お子さんが引きこもりになって、どこに相談したらいいか、どう対応したらいいか。そんなもん普通に考えたらわかるわけないです。だって一般教育では教

          2023.03.03

          整体による施術と脳のパフォーマンス

          先週あたりから精神疾患への整体によるアプローチを調べているぼくです。 整体による精神疾患に効果はあるのか?という疑問を持ち、どうせ暇だしひと調べいくかぁとよくわからんノリで調べていました。 現時点での資料を見る限りの結論では「アリ」です。 内容としては、肩首の筋肉が凝り固まり、必要な栄養が行く血管が細くなってしまうので脳のパフォーマンスが落ちるということ。 では自分がGifted Creativeで教わったことも含めて考えてみましょう。 Giftedに来てから、脳にたく

          整体による施術と脳のパフォーマンス

          引きこもりの子がいる、周りは何ができるか

          Giftedに相談来る方にも一定数いるのですが、「いい年してゲームばっかりして引きこもっている」とのことで親族の方が来るケースもあります。ですが、ゲームとは言えても何のタイトルをしてるかいえる方は少ないと思います。 これ、どうでしょうか? まず疑問を抱くのが、なぜゲームタイトルがわからないのか。 簡単ですよねこれ、単純に親族がゲームに興味がないから。いい大人がゲームなんて・・・ この古い考えはやめましょう。 これは、引きこもっている方の選択肢を減らす行為です。 ゲームをし

          引きこもりの子がいる、周りは何ができるか

          統合失調症で14年引きこもったおっさんの就労記録

          まずは、こちらの記事を読んでいただいたこと前提に話を進めていこうと思います。 本日付でWワークとして働いていたバイク屋のバックヤードは退職しましたが、高齢者と働くことにより仕事をする自信、体力は十分に付けられました。 最初はバイク屋1本だったのですが、テレワークとバイク屋掛け持ちで、実質ほぼフルタイムで働くという経験ができました。 テレワークで働き始めるにあたって、リモートだとコミュニケーションはあまりないと勘違いされている方もいるようですが、コミュニケーション能力は信頼

          統合失調症で14年引きこもったおっさんの就労記録

          精神障害と共に生きるということ

          こんにちは、高圧洗浄機が気になっている畑中です。 精神障害を持ちながら働くことについてちょっと書きたいと思います。 精神障害というものは基本的に脳の伝達物質の問題だったりします。そこで必要なものは、基本的には運動です。運動することにより、新鮮な酸素を脳にいきわたらせることによってパフォーマンスが良くなります。 精神障害の人が就労においてよく欠勤する、安定しないなどと言われていますが、個人的には運動不足によって脳のパフォーマンスが悪い状態で、ぶっちゃけるとセルフケアができ

          精神障害と共に生きるということ

          シェアハウス?どんなとこ?

          シェアハウスときいてパッとイメージがわく人はあまりいないかもしれません。自分も入ってみるまではあまり分からないイメージでした。 最近シェアハウスについて取り上げられることも多いと思います。なんか部屋に詰め込まれてみたいなところもあるようですが、基本個室はあるものと考えていいと思います。 シェアハウスを選ぶときにどこを見ればいいの? というときの参考としては運営方針を重視すればいいと思います。ぼくたちが住んでいるところは、生きづらい精神障害があっても働けるし、楽しく生きてい

          シェアハウス?どんなとこ?

          統合失調症で14年ひきこもったおっさんの社会復帰ルート

          自分の社会復帰できたモデルとしてのルートを書いていこうと思います。シェアハウスに住みだして2年なので2年ルートです。 基礎編 生活リズムの安定化 これができないとお話になりません。朝日を浴びて夜しっかり寝る。在宅ワークを目指すなら朝日を浴びて体内時計を自分で管理できるようになりましょう。 運動の習慣化 習慣というものはだいたい週3日以上、3カ月間続けばつけることができます。朝、1h程度の散歩などをして脳に酸素をたくさん供給し、基礎体力をつけましょう。ネットで時々アドバイ

          統合失調症で14年ひきこもったおっさんの社会復帰ルート

          当事者としての障害者雇用について

          お久しぶりです皆様お元気でしたでしょうか。畑中です。飲んでます。 本日は障害者雇用に関して少し書かせていただきたいと思います。 社会として、障害者雇用・・・障害者を戦力にするという流れができ始めています。これは障害者が社会に出るきっかけとしてはっきりと風向きが変わってきていると言ってもいいでしょう。 でも、社会が変わっていくから障害者は変わらなくていいのでしょうか?ぼくはそう思いません。 社会が変わっていってもそれに甘えていればいいのでしょうか? 実際、自分は統合失調症を

          当事者としての障害者雇用について

          記録

          今日午前の会話内容が印象に残ったので記録として。発達障害の勉強をしている峯上からの見解があった。それを聞いたうえでのぼくの感想というか解釈を書いておこうと思う。 人は十人十色というくらいに一人一人が個性のある生き物である。そのなかでも社会になじめない人が発達障害として取り上げられている。十人十色という言葉があるにもかかわらず、出る杭は打たれるという言葉もある。 どちらが正しいのか。 どちらも正しいのである。日本では。少なくとも、人である以上はこだわりや個性というものは必

          統合失調症の当事者であるということ

          当事者15年くらいやってるけど、医療、福祉従事者と当事者の溝って結構大きいなって感じることが多い気がします。むしろ全くそういう知識ない人のほうが対等に接してくれると感じるときのほうが多いです。 たしかに、統合失調症というものは現在の医療では完治させることは難しいのかもしれません。でも、それを知ってるからこその関係者の溝というのが生まれてしまっているというのもあると思います。確かに現場にいたらぼくなんかよりももっと重症な例を見ているからというのもあるかもしれません。ジャンル的

          統合失調症の当事者であるということ

          統合失調症と暮らす3つの心得

          統合失調症と共に生きていくのははっきり言って普通の人よりも負荷がどうしてもかかります。習慣にしておきたい3つのことを紹介しようと思います。 ①服薬の徹底 ぼくは服薬の徹底をしていたからこそ今何事もなく生活できていると思います。逆に、服薬を軽視して悪化したパターンも知っています。服薬は日々の身体のメンテナンスと思い、薬の管理を徹底しましょう。そこでおすすめなのがお薬カレンダー。一般的にはポケット付きカレンダーで出回ってる場合もあります。 自分はこのように1日の朝、夜の薬を

          統合失調症と暮らす3つの心得

          「もったいない」という言葉が嫌いな理由

          もったいない 正直この言葉が大っ嫌いです。 口に出すのは簡単なんですけど、引きこもってるときにパソコンできるのにもったいない。と言われた回数はほどほどにあり、まあなんとなくは理解はできます。ただ、もったいないという言葉をしゃべるだけで、もったいないという言葉を出させる原因、つまりそのスキルの使い方を明確に教えてくれる人はいませんでした。B型作業所でも言われたこともありますが、具体的な解決に向けての道というのが一切提示されませんでした。 ぼくは思います。もったいないという

          「もったいない」という言葉が嫌いな理由