30年

今振り返ると皆この神輿から降りたかった
のだと思う。ただ降り方がわからなくて
降りた後の生き方がわからなくて不安で
必死になって担ぎ続けてしまった。

家族みんなそれぞれに何かしらの問題をかかえ
それを持て余しキリのよいところで見て見ぬふりを
した結果30年と言う年月が過ぎた

それでも今現在のところ同じ屋根の下共に
居るのは、とりあえずどんなカタチでも
何とか継続し続けたからからしれません。

様々な感情が入り乱れて何度も逃げようと
思ったし、挫折して死にたい時もあったし

何故自分ばかり?
何故誰もわかってくれない?
こんなに頑張っているのに何故報われないのか?
生まれてから幸せだと思った事なんて
一度もなくて何でこんな人生なんだろう?

そんなことばかり考えてそれでも乗り越えて
自分が変わっていけばいつか必ず……

そうして私はがむしゃらに頑張った
ひたすら

自分ため、自分のためと言い聞かせて
全てを受け入れようとした

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