大家業、今日の備忘録(230608)
そろそろ梅雨入りなのかなぁ・・・とか思いつつ、今日一日の活動を振り返ります。
1.退居のお知らせ
自宅の隣町にあるアパートで、8月中旬に1室、退居があるとのこと。
大家業に関わって10年以上になりますが、退居の連絡は心がざわざわします。ピーカンの青空が恨めしくさえなります。
ちなみに、このアパートがある隣町までは高速道路で1時間ほどかかることもあり、自主管理ではなく管理を委託しています。
委託先の不動産屋さんは、隣町でナンバーワンの賃貸管理&仲介実績を誇ります。管理戸数を伸ばす反面、なぜかベテランの社員の退職が続いており、私も密かに『物件の管理が雑になっているなぁ』と心配しています。
2.募集条件を相談
不動産屋さんから提示があった家賃は、現在の家賃から5,000円減額。『築2年で5%超ダウンかぁ・・・。なかなかシビアね。』と思ったので根拠を聞いてみると、「繫忙期じゃないから。」と一言。
確かに年度末ではないとは言え、ス〇バが県内で唯一5店舗ある隣町は、秋になると企業の異動なんかでそれなりに人が動く時期。『う~ん、賃料査定まで雑になってきたか?・・・いやいや・・・。』と多少の不安と怒りの気持ちを抑え、しばし逡巡の時間をもらうことに。
3.家賃調査結果を示して逆提案
まず、四半期ごとに自分でやっている「競合物件の家賃調査」を参照することに。直近では先週実施したので、この結果を見てみたところ、提案された家賃の下げ幅が明らか大きい・・・。また、競合物件の初期費用は「敷金+礼金=2か月以上」が多いことも判明。
次に、管理してもらっている不動産屋さんとは別の業者さん(募集物件の近くに店舗あり)にもヒアリング。「今の家賃水準で全然大丈夫だと思うけど、早めに決めたいならちょっと条件緩和したほうが良いかもね。」とのアドバイスを頂く。
ということで、募集家賃等を逆提案してみました。条件なんかは、次のとおりです。(根拠として家賃調査の結果も送りました。)
1)募集家賃は、現行家賃の1,000円引きに。
2)敷金と礼金はゼロに。
3)代わりに、短期解約違約金が発生する期間を「入居後2年以内」に。
4)退居後、1か月以内で入居になった暁にはインセンティブ増。夕方、不動産屋さんから連絡があり、私の提案した条件で募集を始めてみるとのこと。(そのまま受け入れられると、それはそれで心配・・・)
退居まで少し時間があるので、問合せ状況をヒアリングしながら、早期成約を目指したいなと思っています。営業活動もガンバろっと。