2023年の目標を歳の数だけ書いてみたい

2022年の目標はこちら↓

1 個展をやりたい
2 A0かそれ以上大きい作品(カタチと立体)を作る
3 何かの賞を取る
4 自分の中の誠実さを見つめなおす
5 物を大切にする
6 話すこと話さないことの境目を見極める
7 金を稼ぐ
8 部屋をできるだけ清潔に保つ
9 やりたいなと思うことはやる
10 歩けそうなところは歩いて行く
11 ふざけんなと思ったらふざけんなって言う
12 許す
13 許さない




Q.こんな話は嫌だ、どんなの?
A.教頭だらけ。




14 いい展示をたくさん見に行く
15 60年〜80年あたりの映画よく見る
16 三島由紀夫の小説コンプリートする
17 形をよく見る
18 腹の調子を整える
19 遅くとも朝になる前に寝る
20 お酒に逃げない
21 人と比べすぎない
22 部屋にwifiを通す
23 人間の名前に慣れる
24 その船を漕いでゆけ お前の手で漕いでゆけ
25 お前が消えて喜ぶ者に お前のオールを任せるな


誰にも言えないこと、誰に言えばいいかわからないこと、誰に言っても解決しないこと、自分の努力ではどうする事もできないことがありすぎた2022年。よく耐えた。せっかく朝になったのにいちいち夜になるから、自分の言葉が肉になってしまう直前に本を読んで腐らせることしかできなかったし、しかもおれはみんながちょっとずつグロテスクなことを知っている。両親の顔面を自転車に叩きつける夢をみた後、バイトに行って自転車のパンクを直す。自転車コーナーでバイトしてるから街で自転車が倒れてたら起こすと決めている。が、人生のことを思い出すと途端にぜんぶわからなくなる。部屋にはごっつ盛りと賞味期限切れ50円で買った油まみれのポテチ2袋があるだけ。わかりました。あそこでもダメだったのにここでもダメだったらどうしよう。あの人ともダメだったのにこの人ともダメになったらどうしよう。いつかまたダメになって死ぬまでずっと時給1090円。みんなが寝たあと四つん這いになってニャイーンといったら少しは楽になるかな、、ならないだろうな。だけど5月、初めて個展をやった。あの時に流した音楽や臭い、少しずつ寒くなって行く空気ぜんぶ覚えていて、今でもその音楽を聴くと、腕を中心とした箇所に鳥肌が生えてキモって思う。肘中心ならまだしも。来てくれた人達が帰った後ひとりで作品を一つずつ段ボールにしまって、壁の穴を埋める。そのあと鍵を返して、近くのヤマトまで重い荷物を二往復して運んで「お願いしますほんとに。」と言った。タバコを吸いながら何も無くなった空間を見た。もう何もなかった。ただ白い空間があって、でもそこには何かがあった。触りたくても 触 ら な い 何か。もちろん泣きそうになったけれど、個展を終えてひとりで泣きそうになっている自分を自分が見ていて必死に堪えて耐えた。耐えた。ほんとうに耐えた。もういいだろ。もう耐えなくていいだろ。みんなおれの不幸を望んでるような気がするけど、でももういいよ。うるさい。飽きた。ふざけんな。勝手に舞い込んでくる地獄。飽きた。2023年を逆転の年にしたい。何も耐えなくてもいいように。何も離さなくてもいいように。何もかも話せるように。ぜんぶひっくり返す。(しいたけ占いにもそう書いてたし)

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