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「鬼殺しの一族〜その終わりなき戦い〜」story2.「芦屋の男爵という名の鬼の一族との厳しき戦い」 〜序章〜

※最初に告知をご覧下さいm(_ _)m

この書き下ろし小説は月刊となります。

ですので毎月1話の各1小節ずつの公開となります事を予めご了承下さい。

※申し訳ございませんが有料にての販売となっておりますm(_ _)m

※1st.storyはお試し価格での販売で100円となります。

※2nd.story以降は1話完結の連続シリーズで1話200円での販売とさせていただきますのでご了承ください。

鬼殺しの一族〜その終わりなき戦い〜」
はstory.全8話完結を予定しておりますので乞うご期待下さい。

「鬼殺しの一族〜その終わりなき戦い〜」のあらすじと登場人物。


※当然ですがstoryが進むに従って登場人物は随時追加されます。

この物語は完全なるフィクションで私のfantasyの小説となります。

※一部に過激な描写や言動も有ります事を先にお詫び申し上げます。
またちょこっとコメディーの要素もあるかも?

※このstoryに出て来る国家、個人、団体、機関、etc..など名称の付く全てのものは全て架空のものでフィクションとなり全ては私のいわゆるでっち上げです。

もしもこのstoryと同じ名称の国家や人物、団体、機関、etc…などが出て来ましたらそれは非常に不幸な事かも知れません…m(_ _)m

予定ではstory、全8話完結での公開となる予定です。
(大変申し訳ございませんが有料にてのご案内でございます。)

初めに…この小説のあらすじ…

世界には古来より言い伝えのある俗に言われる怪物という名の生物?
が存在する。

有名なのはヴァンパイアであるとかビックフットにイェティ等の類いでしょうか?

人間にとって有害であると言う意味での有名な怪物はやはりヴァンパイアが1番でしょうか…

そしてここ日本でもそんな怪物と言われている存在が古くより言い伝えられている…

それが「奴ら」こと「鬼」で有る。

時代背景と物語の触りをちょこっとだけ…

この物語の時代設定は2036年の日本が舞台の架空のstoryです。
(その時代まで日本国が存続をしているのかは不明ですが?)

2035年の日本人国籍を持つ者の失踪者数は年間で約9万人ほど…
(移民政策により移民の方、無戸籍の方を入れるとその数は計り知れない…)

その8割は単純な家出や人間関係に疲れて果てての失踪なので意外と短期間の内に戻ってくる様ですが…

そしてもう1割は金銭問題などでの意図するところによる失踪であることが多い。

しかしそれらの方も以前の場所に戻るのか否かは分かりませんが所在確認が取れる事が多い…

しかし残りの約1割は完全なる行方不明者として扱われていてその後も失踪したままの状態であり警察をはじめ探偵でさえその所在はつかめていない。

中には2031年になって核保有国として認められた北朝鮮による拉致被害が更に増加し後を絶たずと言う事情もある様子…

また反社会性力が暴対法の更なる強化によって完全に地下に潜ってしまいその抗争での争いの死者…

また対抗組織への報復や裏切った者への見せしめとして殺し海などに沈めたりしている事も一つの要因として考えられる。

その一方で、いにしえより言い伝えれている「奴ら」こと「鬼」の存在も見え隠れしていた…

そんな通称「奴ら」と呼ばれている「鬼」の存在は架空の存在かと誰もが思っていたが…

日本人の歴史は定説では1万5千年から3千年前と諸説あるが、この物語ではおよそ3千500年ほど前を「鬼殺しの一族」の起源としている…

ここに登場する「奴ら」こと「鬼」はいつから存在するのか...

人間よりもルーツは古いのか浅いのかは定かでは無い…

ただ餌(食料)として古来より人間を喰らう習性が有る…

大元の鬼の身体的な特徴は、寿命がおよそ500〜600年程で、身長が約2.5M〜3M以上とされている…

そしてある時、縄文人と大陸からの渡来人の混血の人間との子の遺伝子上の都合が良く餌として捕獲した娘との関係を持った。

その事から人間との混血となり、新たなDNAを持つ新種の鬼を宿し古来よりの鬼は歴史と共にその姿を消した…

鬼が増え始めたのは縄文人の時代からと言われていて大陸からの移民と在来人の純日本人との間に出来た子供が鬼の餌としての格好の栄養源となっていた事に加え遺伝子上からも鬼との相性が良く増加をして行ったと伝えられている…

また、その縄文人と大陸からの移民との間に出来た子供が鬼の餌としての格好の栄養源となっていた事に加え遺伝子上からの相性が良かったのでそこから飛躍的に増加を始めた様である…

歴史上で日本人の始まりは「神武天皇」であるが「鬼殺しの一族」はそれ以前より存在しているとか?

裏天皇とも呼ばれる「八咫烏(ヤタガラス)」は天皇誕生の後に結成された裏の秘密組織…

※逆に「八咫烏(ヤタガラス)」の存在が天皇を作ったという説もまことしやかに語られている…

なので、それ以前より日本人を守って来た「鬼殺しの一族」には敬意を払っていてとても密接な関係とも言われているがその間に上下の関係は無い…

主人公の隼人は、古来より続く「鬼殺しの一族」の宗家の末裔…

日本に存在する「鬼殺しの一族」の宗家である家柄の現在の長子で主要戦闘メンバーのリーダー的存在…

その歴史は古く「鬼殺しの一族」に関しては完全世襲制で一説では約3千500年以上前から存在すると言われている…

実行部隊は徐々に増え約3千年ほど前からその主要戦闘メンバーは7人となり武器の関係から現在は7人に固定されている…

また主要メンバーを助け補助をするのは全て「鬼殺しの一族」の血縁者と「八咫烏(ヤタガラス)」で有った…

主要戦闘メンバーは代々「鬼殺しの一族」の末裔の戦闘メンバーの長子がその役を担っている…

また「鬼殺しの一族」の実行部隊の7人には戸籍が無い…

しかし裏天皇と呼ばれる「八咫烏(ヤタガラス)」の助けもあって一応の日本人の戸籍は持っているので生活上での不便は無い…

また「鬼殺しの一族」の実行部隊は代々一族の長子が務めるも「鬼殺しの一族」の家系の者は何かしらの形で実行部隊の手助けもしている者も多数居る様子…

中でも「影」と呼ばれる集団はとても重要な任務を任されているがその存在はstoryの展開と共に明らかとなって来る…

また中には上級公務員・科学者・医者などの職に就いている者も居て実行部隊の補助をしている…

そして「鬼殺しの一族」の一部の人間には特殊な能力も備わっているとか?

人々はそれを超能力と一言で言うがその能力は未だ不明で未知数である…

鬼がいつから存在していたのかは不明で、一説によると縄文人よりも以前から存在していたという説もあるがそれも一才不明である…


主な登場人物

※storyが進むに連れ増加して行きます。

隼人:「鬼殺しの一族」の初代の末裔。

「鬼殺しの一族」の宗家の長子で職には付いていない。

主に関東圏を中心に「奴ら(鬼)」を監視し抹殺している「鬼殺しの一族」の実行部隊のリーダーにして中心人物。

強力な『奴ら(鬼)』が出現した際は日本全土に出向き戦う事もしばし有る。

淳一:
隼人とは幼馴染みで一般公務員。

ある時を境に隼人と行動を共にする事が多くなる。

少し考え方は幼い面を持つが隼人とは同じ歳ながらも隼人に尊敬の念を抱いている。

夜々(よよ):隼人の妹で特殊な能力を持つ。

時に隼人の指示で動くとてもキュートで可愛らしい女子大生。

だがその容姿とは裏腹にかなり気が強く頭脳も明晰で武術にも剣術にも長けている。

その「鬼殺しの一族」特有の能力で度々隼人の手助けをしている。

また未成年ながらもアルコールにはとても強い一面も有る独特の感性の持ち主。

同じ大学生の男子(特に先輩)から圧倒的な人気が有るが同世代の男性には興味は無い様子。

陽姫(ようき):「鬼殺しの一族」の実行部隊で上位メンバー左京の妹。

関西在住であったが夜々とは幼なじみで現在は同じ大学に通っている。

夜々よりも能力は弱いが特殊な能力を持ち合わせている。

だがその能力は少し低い。

夜々と同じくチャーミングでキュートな一面を持ち合わせていて物怖じはしないが時として明後日の方向の思考を持ったりもする。

何事にも強気な夜々に対しその天然ボケがある意味とても可愛いくキュートな女子大生。

夜々が年下の男性から支持を集めるのに対し陽姫は年上の男性からの人気が高い。

左京:「鬼殺しの一族」の末裔で実行部隊の上位メンバー。

陽姫(ようき)の兄。

隼人が関東一円を守っているのに対し主に関西圏の『奴ら(鬼)』から人々を守っている。

隼人とは元服まで剣術に柔術の手ほどきを師範の翔衞(しょうえい)から共に教わった仲。

「鬼殺しの一族」の実行部隊のサブリーダー的な存在でその能力は隼人にも引けを取らない。

光輝:警視庁・公安部のキャリア刑事で「八咫烏(ヤタガラス)」の上級会員の一員。

警視庁 公安部に所属している事も有り日本全国の裏社会の事情にも通じている。

主に隼人の抹殺した「奴ら(鬼)」の後始末を「影」と共に部下の「八咫烏(ヤタガラス)」に命じ処分をする立場であり同時に隼人達への情報提供も積極的に行なっているがアルコールは非常に弱い。

武術・剣術の能力に関しては「鬼殺しの一族」の実行部隊並みの実力が有り特に2036年現在の近代兵器に精通をしている。

「鬼殺しの一族」の実行部隊の良き理解者で有り協力者。

涼:「鬼殺しの一族」の実行部隊では最年少の19際の青年。
近くに左京が居るのだが涼の憧れで目標は実行部隊のリーダーである隼人で隼人の影響を強く受けていて格好から煙草の銘柄まで隼人の真似をしている。
弱冠19歳と「鬼殺しの一族」の実行部隊では1番若いがその戦闘能力と頭脳には隼人に左京も一目を置いている。

亜希子:隼人の父の姉で叔母。
生物学の国際的権威。
普段は「国立生物化学研究所」の重要なポストについているが『奴ら(鬼)』を実行部隊が殺った際は奴らの生物的な遺伝子などの研究もしている。
亜希子の子供は女性ばかりなので隼人の事は産まれた時からとても可愛がっている。

大塚:八咫烏の一員で大阪府法務局の課長職。

平原;八咫烏の一員で大阪税務所の課長職。

大野:八咫烏の一員で大阪府役所の戸籍係りの課長職。

影:「鬼殺しの一族」の血縁者で戦闘部隊が『奴ら(鬼)』を殺る際に万が一失敗した際霊力の有る「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」を守る事が主な使命。

また殺った『奴ら(鬼)』の処理も戦闘部隊に変わって実行する。

実行部隊がその危険度や重大度によって「level 1〜​​​​level 7」によって影の人数は変わるが凡その人数は「levelの数字×人数(1単位約10名ほど)」となっている模様。
例:level 1の場合は×10人前後

柳生:左京達の調べた結果恐らく『奴ら(鬼)』の可能性が高い芦屋の地域では『男爵』と呼ばれている大富豪もその正体は?

『奴ら(鬼)』:鬼のルーツは未だ不明…

人類よりもルーツが古いのか浅いのかも未だ不明。

下記にも記すが主な食料は人間の肉体そのものである。

縄文人と渡来人との混血の娘と交わった事によって進化を遂げているがその事から寿命は短くなっている模様。

寿命は定かでは無いが早くてもおよそ100歳から300歳以上も生きる力を持つ鬼も居ると言う。

混血によって新しいDNAを持つ『奴ら(鬼)』は時代と共に進化を遂げ、以前の鬼は人間を喰らう時は2日程で食べ終わっていたが化学の進化で冷蔵設備が整った現代において混血した事によりその体系の小型化で人間を冷蔵保管し一週間から10日程でその全てを喰らうと言う。

「毛」や「骨」などを除き人間の身体の全てが食料となっている。

全てに対して狡猾でその身体能力に関しては人間の比では無いと言う。

現代社会における人間の持つ銃火器では殺す事はほぼ不可能。

下記にも記すが唯一抹殺する方法は「邪馬台国」の卑弥呼より譲り受けた霊刀「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」を使いようやく死に至る様である。

『奴ら(鬼)』の主な食料は牡(オス)の鬼は20代前半ぐらいまでの女性で雌(メス)の場合はその逆の男性が対象である。

八咫烏(ヤタガラス):古来より天皇の裏で特殊な裏の儀式などを執り行う秘密組織。

世界でも類を見ないほどのベールに閉ざされた完全なる秘密組織である。

※裏天皇と呼ばれ主に天皇家の裏の儀式を執り行い表の顔である天皇の手助けをしていて主要各国にも八咫烏の一員が複数常駐しているとも噂されている。

詳細は未だ不明も「鬼殺しの一族」の起源の方が古く、ある種尊敬の念から「鬼殺しの一族」とは密接な関係にある。

※「鬼殺しの一族」は「八咫烏(ヤタガラス)」を主に「八の字」と表現をしている。

鬼殺しの一族の主要武器。

邪馬台国の卑弥呼より譲り受けた霊力の有る霊刀「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」の7本の剣。

また代々一族の長子に遺伝される特殊な能力も一つの武器となっている。

邪馬台国の起源については諸説有るが、現在の定説よりもその起源は遥かに古く『鬼殺しの一族』と同等の歴史とも言われている。

※「鬼殺しの一族」が邪馬台国の卑弥呼より譲り受けた霊力の有る霊刀「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」は合計で7本だが、邪馬台国で実際に作られた「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」は合計9本と言われている。

1本は卑弥呼が、また1本は天皇に譲られたと言うが諸説有るので実際に9本であったかどうかは未だ不明。

また卑弥呼の所有していた霊刀「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」は卑弥呼の没後未だ不明のままとなっている。

この物語が進むに連れ卑弥呼の所有していた「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」の存在が明らかになるのか否か?

『奴ら(鬼)』の抹殺方法。

『奴ら(鬼)』の唯一の抹殺方法は、邪馬台国の卑弥呼より譲り受けた霊力の有る霊刀「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」で頭部と胴体、両手足を切り落とし首と胴体に両手両足を別々に火葬する事によってようやく死に至る様である。

奴ら(鬼)』の主な食料は牡(オス)の鬼は20代前半ぐらいまでの女性で、雌(メス)の場合はその逆で男性が対象である。

story2.「鬼ごろしの一族〜その終わりなき戦い〜」story2.男爵という名の鬼の一族との厳しき戦い 〜序章〜

8月に入ったある日...

歌舞伎町の一件で負傷を負った隼人はのんびりと警察病院のVIPルームで煙草を吸いながら先日の歌舞伎町の『奴(鬼)』が首をはねた際に言った事を考えていた...

「俺なんかよりも遥かに力を持った者がいると言う事を...
か...
一体どんな奴(鬼)なんだろうか...」

時間は夕方6:00pmの少し前...

その時ノックもせずに扉が開いてそこには夜々と陽姫の姿が...

「隼兄元気〜〜〜!!!」

と明るい口調で病室に入るや否や「隼兄ここ病院で禁煙でしょ!?
煙草はダ〜メダ〜メッ!?」

と言いながら隼人の吸っている紙巻き煙草を取り上げる仕草を見せたので隼人は夜々の手を振り払い一言...

「あのな〜…
ここは警察のVIPクラスしか入れないVIPルームだぜ...
そんなもん関係無いわい...」

と全く意に介さない様子でスパスパと紙巻き煙草のマルボロを吸っていた...

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