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Another Dreamの意味

Kep1er JAPAN CONCERT 2024 “Kep1going”が終演を迎えた。

個人的にはあっという間の3日間だった。
いろいろな意味で節目となったと感じた。

少しずつ振り返りをしていきたいと思っている。
今日は1点だけ、考察を述べたい。

このコンサートを締め括るアンコール最終曲は
“Another Dream”だった。
厳密に言うと、
最終日はダブルアンコールがあったことになるが、
Another Dreamを最後にすることには意味がある。

Another Dreamは
オーディション番組Girls Planet 999で
ファイナリストが歌った曲である。

最終選考に残った者、残れなかった者が
別々の道を進まなければならないという状況で、
一緒にいた時間の尊さを歌詞に込めた。

「遠ざかっていくことしかできない」
자꾸만 멀어져 갈 수가 없는걸

「また立ち上がれるように」
다시 일어설 수 있게

「私の手を握って」
나를 잡아줘

「あなたと一緒に」 
너와 함께

「今は怖くない」
이제는 두렵지 않아

「いつも私の中にいる」
언제나 내 안에 있죠

「私たちが一緒にいた一瞬一瞬が」
우리가 함께한 순간

「それは どの瞬間も私の夢だった」
그곳이 어디든 나의 꿈이겠죠

同じ夢に向かって進んでいた仲間と
まさに今、離れ離れになる別れが訪れて
その切ない気持ちが表現されている。

ただ、悲しい気持ちばかりではなく、
これからも力強く一緒に歩いて行こう
という前向きな気持ちも感じられる。

選ばれなかった参加者も
その参加者を応援していたファンたちも
この曲に報われた人は多いのではないだろうか。

「大変だったときに私を守ってくれた」
힘겨웠던 시간 나를 지켜준

「大切だったあなたの心を忘れない」
소중했던 너의 마음을 잊지 않을게

「覚えていて あの雲の上を夢見ていた瞬間を」
기억해 저 구름 위를 꿈꿔왔던 순간

「こうやって一緒に同じ場所を見つめている今」
이렇게 서로 같은 곳을 바라보는 지금

「この夢の中を一緒に歩く」
이 꿈속을 함께 걸어요

「永遠に」
영원히

そして、今、
マシロとイェソがAnother Dreamのときのように
9人のKep1erから離れて
別々の道を歩むという現実に直面している。

2024年7月16日  午前0時、
143のLIME LIGHTのSNSが「MADEin」に変わり
マシロとイェソが正式に加わることが後に発表された。

二人が離れ離れになってしまうときに
最後のメッセージとして
Another Dreamこそ
メンバー全員の心理を代弁してくれる
最適な曲なのだと私は思った。

9人全員が、
これからも幸せで健康な日々を過ごせることを
切に願っている。

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