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静寂者ジャンヌ 第二部

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苦難の末に、内なる〈消滅・甦り〉の境地に到達したジャンヌは、幼い娘を連れて旅に出る。子連れ静寂者の冒険が始まる。
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#カバラ

「ことばする」とは・・・ ヤコブ・ベーメの場合〈下〉 (静寂者ジャンヌ 28)

先回の続きです…… 5 「内側」はたえず「わたし」から逃げ去っていく かつて あるがままの自然なことば が、あった と、ヤコブ・ベーメが言う…… それは 生きたことば ただの符号じゃない 神にならって ことばする かつてそうやってわたしたちは 神の世界創造に 参画していた でも、いつしかわたしたちは 神にならって ことばする  のを、やめてしまった 生きたことばを 失った 抜け殻の言葉 散りばめて 人間の言葉による 世界構成という錯覚