正しい努力は必ず報われる

天才とは、天性の才能、生まれつき備わった優れた才能のことである。

どの業界、どの分野においても、天才と呼ばれる人がいる。科学の分野ではアインシュタイン、スポーツではイチロー、メッシ、産業ではジョブズなど、彼らは才能にあふれている。まさに天才と呼ばれる人々だろう。

「努力の天才」というものも存在すると言われている。プロサッカー選手で言うと、長友佑都選手はその代表例として出されるだろう。

しかし、果たして努力というものは才能なのか？

才能というものは生まれ持った能力であり、限られたものだという認識がある。「あの人は〇〇の才能がある」などと、いきなり始めたことで結果を出せば必ず言われることであろう。

努力というものは、誰でもできる。大事なのはそれを行う動機付けであり、この動機づけが正しいものになれば、必ず努力ができると私は考える。

①努力すべきものを探す

まず、自分が好きなことや、自分が好きなことを探して、続けることが苦じゃないことを見つけること。また、苦手な場合でも、自分の未来、また将来の夢につながることを探し出すこと。これが努力を続ける第一歩だと考える。

②大きな目標と小さな課題を設定する

最終的な目標をまず設定する。例えば、勉強なら試験に合格。スポーツなら試合で得点する。などアバウトではあるがなぜ努力を行うかの明確な目標設定が必要となってくる。そして、それに必要な細かい課題とそれを改善する方法や練習を考える。これにより、小さいが確実な一歩が踏み出せてると感じることができるだろう。

③成功している人を真似る

なにをするにしても、初めはやり方がわからない。またやり方がわかるが、これが正しいのかわからない。そういうことが私自身も感じることであった。その時は、理想としている人物のやっていたこと、今やっていることを真似てみる。理想としている人物は、必ずその分野で成功している者であるだろう。成功している経験を聞くなり、調べるなりして自分で試してみることが大事だ。それが自分に合うとは限らないが、やってみないと合っているかどうかも不明なままだ。これに該当する人物が近くにいるとよりやりやすいだろう。

④日々の課題評価をする

自分はどれくらい成長しているのか。また成長していないのか。それを判断するには日々評価するのが1番適切で簡単だろう。“ここは成功したが、ここは失敗した”などと、自己評価ができると、確実に成長していると言えよう。また、過去の結果を確認すると、確実に前に進んでいることがわかってくる。

適切に努力できている人はこんなこと当たり前かもしれないが、これが出来ていない人は数多くいると思う。確実に自分は出来ていない。というか、やっていたが続けることが出来てない。何かを言い訳にして、やらないことを正当化してしまっている。これでは正しい努力とは言えない。

『努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない。』

元プロ野球選手の王貞治さんが言った言葉だ。この言葉を借りるなら、私は努力をしていないと言えるだろう。結果が出るまで続ければこれまでの行為が努力と言えるのだろう。

これまで努力の仕方を自分なりに書いてみたが、こういうことを苦と思わず、楽しんでしている人が『努力の天才』と言えるのだろう。

“努力は必ず報われる”

アイドルが言っていた言葉は正しく、大好きな言葉である。