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今日見た夢(かなりリアル)

インターネットが登場してから「自分が何者なのか」と誰でも表現できる時代になった。SNSが普及して更に「自分のポジション」が確立されてきた。もっと言えば「自分が何者かのポジションや肩書きが重要視される」時代。深層心理の中では右派・保守派・リベラル・左派。ネトウヨなどの新しいポジションまで誕生。心の中の言葉をいとも簡単に主張できる時代に突入してわかった事は「互いの意見の違い」だ。

夢の中ではそんな「違い」が分断を招き国では大きな社会問題に発展。時は2024年。違いを平和的に解決するサミット的な物に参加していた。コミュニティーを研究する学者、紛争地区で治安維持活動をするNGO職員、行政、国の機関など錚々たるメンバー。「違いが分断や衝突の火種になるのであれば違いを作らない右向け右教育が一番」という意見には「個性を奪う極めて危険な考えだ!」と意見が衝突し、「LGBTQの性的マイノリティ界隈に気を遣いすぎてマジョリティーの沈黙が始まっている」という意見には「それこそ差別的な発言だ!」と分断を解決するためのサミット内で分断が始まった。

その中でこんな意見をする人がいた。「そもそも人間なんて一人として同じ考えの個体は居ない。それを “理解し合おう”という前提でこの議論をしている事自体がナンセンスなんです。意見が相反する時にお互いの共通項を見つける事は正しいかも知れませんが”理解できない物がある”という事を「理解」しないといけません。無理に理解をする事のほうがかえってハレーションが大きいでしょう。ただ意見が違ったと理解したその先のプロセスで「違いを認識する」か「戦う」のかの選択をしているだけです」って意見に鳥肌が立って目が覚めた。

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