見出し画像

わざわざ数百km足を運んででも食べたいモノ

実は週末を利用して山形に行っていた。理由はこの為だけに来たと言っても過言ではない山形県南陽市赤湯にある居酒屋「山映」の「おにぎり」を食べる為。僕が今まで食べてきた「おにぎり」の中ではジェームスブラウンのような存在だ。

粒立ちした炊き上がり、空気と共に包むように握るほどけるような握り。全てが三位一体となり孤高の「おにぎり」は完成している。

当時3歳だった末っ子がこの大きさのおにぎりを2個平らげるぐらいの動物的にヤバい代物だ。

コメは県産のコシヒカリではないかと推測します。炊くのは3升以上のガス釜ではないかと勝手に想像しますが、水の質、浸水の長さ、水の加減が本当に絶妙なんでしょうね。兎に角全くベタつかず一粒一粒が自立しており米はこんな炊かれ方されて幸せだと思います。そして「握り」は素晴らしい。手に取ればほどけるようなガラスのハートのようなおにぎり。

口に入れると「ファサッ...」とほどけて噛み締めると粒立ちしたコメが反発するような弾力と歯ざわり。具に関してはマスト「晩菊」「のり」「めんたいこ」だが様々な種類があるがなんとも言えない感動が押し寄せます。

今まで大塚ボンゴ、高知よこやま、蒲田屋、浅草宿六など「おにぎりの名店」を食べ歩きましたが「山映」を超えるおにぎりはまだない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?