見出し画像

料金滞納してないのに、災害でもないのに突然ガスが止まったときの対処法

秋口になったある日、かなり涼しかったので夜は久々に風呂に浸かろうと思い、お湯を出していました。
一度確認しに行くと、なぜかお湯が止まっており、湯船にも中途半端な量しか溜まっていません。
触ってみると、冷たい。
すぐに給湯器を確認するとエラーの表示が。
説明書を見るとどうやらガスの供給が一時的に止まったようです。
コンロを点けてみても、火が点きません。
『マジか……』と絶句し、軽いパニックになりつつあれこれ対応し、最終的にはその日のうちに復旧しました。
その顛末を書いておきます。

1、状況を把握

まずはガスが止まったときの状況を把握します。
僕の場合は、

・災害ではない
・ガス料金の滞納はない
・夕方17時頃までは確実に使えた
・風呂を入れようとしたら止まった

という状況。
ガス漏れなどはなさそうでした。

2、ガス会社は夜でも対応している

ガスが止まったのはもう20時過ぎでしたが、とりあえず契約書を出してきて、そこに書いてある電話番号に一か八か電話してみることにしました。
すると自動音声が流れ、『チッ、やっぱ対応時間外か……』と諦めかけたそのとき「緊急の場合は1を押してください」と言われたので、そうするとオペレーターにつながりました。
冷静に考えればガスはライフラインなので、多分夜の対応も義務付けられているのでしょう。
一般的にはCS対応時間外でも諦めず一度かけてみましょう。

3、オペレーターの指示でだいたい直る

後で詳しく述べますが、突然のガス停止はだいたいオペレーターの指示通りにメーターを調整したら直ります。
ただ、僕の場合自分の部屋のメーターを隣接するマンションのものと勘違いし、オペレーターが言う認証番号が存在せずにさらにパニクるという事態になり、結果的にガス会社の人が来てくれることになりました。
ここでちゃんと自分のマンションのメーターを見てやってれば電話で解決していたはずです。

4、夜でもガス会社来てくれた

「メーターが見つからない」とアホみたいなことを言う僕に対応するため、ありがたいことにガス会社の方が来てくれることになりました。
時間にして21時近くなっていましたが、やはり夜でも対応できるようになっているみたいです。
申し訳ないのでお茶を買って待っていました。

5、一瞬で直った

30分ほど待っていると、ガス会社から電話があり、「直りましたよー」と。
コンロを点けてみると火が出て感動しました。
一応メーターを確認したいのと、お茶を渡したいので外で対面し、お茶をプレゼントして説明を聞きました。

6、突然ガスが止まるケース

まず、今のマンションに入居してはじめて自分の部屋のガスメーターの位置を知りました……。
ちょっとややこしい構造なので。

さて、ではなぜ突然ガスが止まったのかというと、ガスは季節によって自動的に供給量を調整しているらしく、季節の変わり目に突然ガスを大量に使おうとすると、メーターがガス漏れだと判断して自動的に供給を止めるのだそうです。
今回僕は、今まで低い温度でシャワーを浴びるだけだったのが、一気に温度設定を上げて大量のお湯を出したため、メーターが作動して自動的にガスを止めたようでした。
そして、そうなったときのためにメーターに「復帰ボタン」というものが付いていて、それを押すだけで元通りになるのだそうです。
なんか……めちゃくちゃ簡単なことでお呼び立てしてかなり恥ずかしかったです。
嫌な顔一つせず対応してくれたお兄ちゃんに感謝です。

最初に教えてほしかった

終わってみれば季節の変わり目によくあることで、自分で簡単に直せるエラーだと分かったんですが、それを知らないとマジでパニックになります。
そもそも給湯器の説明書にもそんなことは書いてないし、ガス会社に最初に貰ったパンフレットにも書いてなかったはず(あっても読んでないけど、たぶんない)。
よくあることなら最初から教えといて欲しかったです。
ということで、次からガスが突然止まったら復帰ボタンを押してみて、それでも直らなかったらCSに電話することにします。

八幡謙介の小説、書籍