ジン カクテルについて今思う事
皆さん、こんにちわ。
Ginpsyでフレーバーを担当しているKENYAです
クラフト ジンの手伝いを初めて
今までの考え方に変化が出来てきました。
それはジンを活用したカクテルについてです
「ジンを用いたカクテル」
「ジントニック」
「ジンフィズ」
「ジンバック」
「マティーニ」等
学生時代バーテンダーをしていた私は
その当時のレシピがベースになっていますが、
それはまだ日本のクラフトジンなんて
なかった時代。
タンカレー、ゴードン、ブードルズ、
ビーフィーターなど
海外のジンが棚には並んでいました。
ジンに関しては、
初めてボンベイサファイアを飲んで!
「おいしい!」と思っていた、そんな頃です。
ジン=ボンベイがNO1。
クラフトジンはジンの世界、
そしてカクテル「ジントニック」を
変えたと思います
クラフトジンが
グローバルに、世界のマーケットに現れたのは
2010年前後のことだったか?と思います
続いてトニックウォーターも
どんどんと新しいタイプが生まれ
おいしいものも増えてきました
そんな中
ジントニックと言うカクテルも見直され
様々なバーテンダーが
新しい作り方を提供してきた。
元々は
ジン30mlに対してライムを絞り
トニックウォーターをその3倍量を注ぐ
そんなレシピを基本として
私は作ってきましたが、
クラフトジンというものを味わってきてからは
そのレシピ自体、黄金レシピではないのでは?と
考えるようになりました。
何故ならば昔は、現代のように、
そこまでボタニカルにこだわり、
香りに個性のあるタイプが
少なかったように思うからです。
現代は様々な個性を醸し出すジンが多く、
逆に品質の向上した
トニックウォーターを合わせると
バッティングしてしまう。。。
トニックウォーターが
勝ってしまう事さえあります
「季の美」(京都)
私はあるイベントで試飲したのですが、
今までおいしいと感じていたボンベイが
おもちゃに感じられるほど、
おいしく、驚いたものでした。
ここから始まった日本のクラフトジンブーㇺ!
せっかくの個性ある「香り」が、
トニックウォーターの
キナの香りに負けてしまう。。
つまり私が今考えるレシピは
ジントニックで海外ジンの場合は
ジン30mに
トニックウォーター×3倍量(90ml)でOKですが、
クラフトジン(個性のあるタイプ)では
ジン40mlに
トニックウォーターを100mlくらいで展開したほうが、
その特徴である「香り」を楽しめるのではないか?
という事です。
※もし個性の強いトニックウォーターを
使用するならば、80mlくらいにし、
炭酸水20mlで加水するなど、
トニックの香りを穏やかにしたほうが
確実に美味しく頂けます。
また合わせるものも、
ライムだけでなく
使用しているボタニカルと相性の良いもの、
レモン、オレンジ、グレープフルーツなど、
もしくはキーボタニカルがイチゴなら
相性のよいアニスやバジルを合わせるなど、
スパイスやハーブも活用すべきです。
確実に美味しくなります。
※私たちGinpsyのVir-GINは
UME-SHISOにはオレンジ、レモングラスが、
SIO-WASABIにはレモン、
ナツメグを振りかけるが相性が良いです。
そして、特徴の「香り」を楽しむのであれば
「お湯割り」がおすすめ♬
常に時代は変化する
私たち消費者も
それに対し味覚も敏感でいたいものです
日々楽しんでいきましょう!
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