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妄想経営学マガジン

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#その方が良いに決まっている話

Vol.18 世の中は、冷静に考えて、その方が良いに決まっている方向に転がる パート3

Vol.8、Vol.16で、「世の中は、冷静に考えて、その方が良いに決まっている方向に転がる」という内容の投稿をしました。今回は少し別の視点で、過去の事例を紹介します。 コンビニはどうあるのが良いに決まっているのか2016年12月、このようなニュースが流れました。 「コンビニの人手不足、ロボットが解決 「レジロボ」登場」 コンビニで、購入した商品を自動で袋詰めする装置です。 大手コンビニと大手電機メーカーの共同開発です。 そして、同じ2016年12月、このニュースが世間

Vol.16 世の中は、冷静に考えて、その方が良いに決まっている方向に転がる パート2

Vol.8で、 過去の経験をもとに「世の中は、冷静に考えて、その方が良いに決まっている方向に転がる」という内容の投稿をしました。 今回はその続編です。 それほど遠い未来のことではないし、突拍子もない話でもないですが、今の世の中の状況から予想している将来について3つ書いてみます。 家庭用医療機器の普及昔は家庭にある医療器具は、体温計ぐらいでした。 でも今や血圧計は普通に購入できます。 コロナ禍を期に、酸素濃度計も購入できるようになりました。 このように、家庭で使える医療機器は

Vol.13 キャリアオーナーシップは分かるが、昔を正当化する論法はオカシイ

最近、キャリアオーナーシップという考え方が広まってきています。 「昔は上意下達、つまり上から指揮命令をして、下はそれを聞いて仕事をしていれば良かった。むしろそれが大量生産の時代には適していた。 でも、時代は変わった。 今後は、全員が自分のキャリアを設計して、自らジョブを選択して貢献できるように成長してください。」 この論法って、何か 違和感 がないでしょうか。 むしろ絶対にオカシイ気がします。 パワハラ、セクハラは、 「昔はやっても良かったけど、今はダメです。」 という

Vol.8 世の中は、冷静に考えて、その方が良いに決まっている方向に転がる

これまで長く生きて、働いてきて、辿り着いた考えがあります。 それがタイトルの「世の中は、冷静に考えて、その方が良いに決まっている方向に転がる」ということです。 世の中の動きや未来を読んで、どう経営するか、何を開発するかというのは、結果でしか評価できないので非常に難しいことです。 なので、この考えをどう活かせるかはまだよくわかっていません。 でも過去を振り返るとうなずけることが多いので、今後必ず役立つと思っています。 どうしても理想どおりにできないケースもあり、簡単ではないの

Vol.1 本音と建前の経営が諦め社員を量産する

経営未経験者が好き勝手に語る「妄想経営学」の第1回目の投稿です。 初回なので、まずはこの「妄想経営学」が誕生した背景について書いておきたいと思います。 就職私は1993年にある企業に就職しました。 その企業は「人と地球のためになくてはならない存在になろう」という素晴らしい経営理念を掲げていました。(一応社名は隠しておきたいので、経営理念の文章を変えています。) 就職活動中に、その理念に心から感銘を受け、就職を決めました。 ところが・・・働き始めると、すぐに違和感を覚えるよ