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妄想経営学マガジン

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#経営理念

No.17 本音とパフォーマンスの経営に気をつけろ!

これまで何度か「本音と建前の経営」ではダメで、「本音と本音の経営」を目指すべし、という内容で書いてきました。 過去の投稿を読んでいない方のために簡単に書くと、経営には利益に直結する経営目標と、直結しない経営理念があります。 多くの会社は、悲しいことに経営目標が本音で、経営理念は建前になっています。これを「本音と建前の経営」と呼んでいます。 でも本当に優れた会社は、経営目標にも、経営理念にも、両方本音で取り組んでいます。これが「本音と本音の経営」です。 ところが最近、これら

Vol.5 ディズニーランドは誰にでも作れるが、ディズニーにしか作れない

妄想経営学といっても、本当に妄想だけで考えているわけではありません。また、全くオリジナルというわけでもありません。 むしろ強烈に影響を受けた企業があります。 Vol.4までを読んでいただくと分かる通り、それがディズニーです。 「なんだディズニーか。ありふれている。」と言われそうですが、やはりディズニーは最高峰です。 ディズニーこそが「本音と本音の経営」の代表格です。 前回でその話が一段落したので、今日は私とディズニー経営学との出会いについて書いておきます。 初ディズニー「

Vol.4 判断基準と優先順位が経営を強くする

ちょっと整理します。 Vol.1 本音と建前の経営が諦め社員を量産する 経営理念は建前ではなく本音であってほしいと書きました。 Vol.2 行動基準を見れば経営理念の本音度が分かる 本音の経営理念は収益より優先されると書きました。 Vol.3 「逸話」だけでは「神様」になれない 経営理念を優先する意義を書くための準備をしました。 何とか話は流れていました。少し安心しました。 では今日は、「逸話集」だと「経営理念」を「収益」より優先することができなくなる、ということを説明しま

Vol.2 行動基準を見れば経営理念の本音度が分かる

経営未経験者が好き勝手に語る「妄想経営学」です。 前回は「◯◯のため(経営理念)」と「収益」を、「建前」と「本音」ではなく、「本音」と「本音」で捉えて経営しないと勿体ないという話を書きました。 今回は、この「経営理念」に深くかかわる「行動基準」について考えてみます。 経営理念と行動基準だいたいの企業には、経営理念と行動基準があると思います。 経営理念は企業が目指す姿で、行動基準はそれを具現化するために従業員がとるべき行動を示す指針です。 つまり、行動基準は経営理念を映す鏡と