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妄想経営学マガジン

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妄想経営学の一覧です。 類似の投稿を見たい場合は、ハッシュタグでフィルタリングしてください。
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#経営

Vol.7 老害について真面目に考える

私は、高齢化が進んだそこそこ大きな会社で働く50代前半の社員です。 定年退職までまだ数年ありますが、早期退職も頭に入れながら働くようになってきました。漠然と、若手の活躍を邪魔してはいけないと考えるようになってきたからです。 そんなことはない、まだまだやれる、という気持ちもあるのですが、冷静に考えるとそういう問題ではないと感じるのです。 今回の内容は、経営学と直接関係する話ではないかもしれないですが、高齢化した会社がどういうことに気をつけないといけないか、という視点で読んでも

Vol.5 ディズニーランドは誰にでも作れるが、ディズニーにしか作れない

妄想経営学といっても、本当に妄想だけで考えているわけではありません。また、全くオリジナルというわけでもありません。 むしろ強烈に影響を受けた企業があります。 Vol.4までを読んでいただくと分かる通り、それがディズニーです。 「なんだディズニーか。ありふれている。」と言われそうですが、やはりディズニーは最高峰です。 ディズニーこそが「本音と本音の経営」の代表格です。 前回でその話が一段落したので、今日は私とディズニー経営学との出会いについて書いておきます。 初ディズニー「

Vol.3 「逸話」だけでは「神様」になれない

普段頭で考えていることをいざ書いてみると、案外面白くないと気づいたり、ロジックの甘さを見つけてしまったり、文章を書く難しさを痛感する今日この頃です。 さて、今回から2回に分けて、経営理念を収益より優先する意義について書きます。 そして、大胆にも、パナソニックの創業者である松下幸之助さんとウォルト・ディズニーさんを比較して、それがどういうことかを考えてみたいと思います。 しばらくディズニーかぶれした内容が続きます(笑) 経営の神様みなさんは「経営の神様は?」と聞かれたら、

Vol.1 本音と建前の経営が諦め社員を量産する

経営未経験者が好き勝手に語る「妄想経営学」の第1回目の投稿です。 初回なので、まずはこの「妄想経営学」が誕生した背景について書いておきたいと思います。 就職私は1993年にある企業に就職しました。 その企業は「人と地球のためになくてはならない存在になろう」という素晴らしい経営理念を掲げていました。(一応社名は隠しておきたいので、経営理念の文章を変えています。) 就職活動中に、その理念に心から感銘を受け、就職を決めました。 ところが・・・働き始めると、すぐに違和感を覚えるよ