ハイボリュームかローボリュームか

※この記事は中級者〜以上の方を想定して書いています

トレーニングボリュームについての僕の考えをまとめておきます。
トレーニングボリューム=挙げた重量の重さ×回数というのが一般的な計算方法だと思いますので、この記事では「トレーニングボリューム」とはこの定義でお話していきます。

オーバーワークなどを気にせずとにかくハイボリュームでトレーニングを行うのと、ローボリュームでも筋肉への刺激は十分足りるのでそこまで追い込まなくても良いという理論が世間では二極化しているように思います。

僕はボディメイクに関する理論はその理論を実践している人のカラダを見ることで正解が分かると思っているのですが結論から言えば”どちらも成果が出る”と言うことだと思います。ハイボリュームで筋肥大している人も、ローボリュームで筋肥大している人も両方存在していますしどちらの方がより良いかと言うのは人によるのが結論でしょう。

とはいえこの結論ではあまり記事にする意味もないのでどう言う人にどちらのトレーニングボリュームのスタンスが合うのかをもう少し深ぼっていきたいと思います。

僕自身は実際のところかなりローボリューム寄りのトレーニングをしていると思います。理由としては2点あります。

・ハイボリュームでトレーニングする時間が足りない
・間接が痛くなってしまう

ハイボリュームでトレーニングするには2時間〜3時間ほどかかります。僕にはこの時間を捻出するのがかなり難しくやろうと思っても週に1回か2回しかできないのではないかと思います。週に3〜4回ハイボリュームでトレーニングする時間が取れそうな方はやってみてもいいかもしれません。

2点目の関節についてですが僕は以前より肘や肩を痛めることが多くハイボリュームやあまりに高重量のトレーニングをするとどうしても痛めてしまいます。学生の頃に野球をやっていてよく肘や肩を痛めていたのでその影響も大きいのかもしれません。また、関節自体が消耗品です。加齢によって関節の軟骨はすり減っていくので年齢を重ねるほどに関節への負荷が上がってしまうわけです。

こういった点をふまえて適切なトレーニングボリュームを整理すると以下のようになります。

若い人、トレーニング時間をたくさん確保できる人、関節が強い人
→ハイボリュームでのトレーニングがおすすめ

30代後半以降、トレーニング時間が1時間程度の人、関節が弱い人
→ローボリュームでのトレーニングがおすすめ

ハイボリュームでのトレーニングも怪我をしてしまったら意味がありませんので怪我には注意して素敵なトレーニングライフを送りましょう!

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