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アケコン天板カスタマイズのすすめ

はじめに

幸か不幸か格ゲーはゲーセンから家でオンライン対戦になり、アケコンのボタンやレバーをカスタマイズできて楽しいですね。さらに一歩進んで天板デザインを変更するとカスタマイズのおもしろさが違ってきます。手元を見るだけでランクマッチでギスギスした心に安らぎを与えることができたりします😊

アケコン選び

アケコン選びによってカスタマイズの難易度が大幅に変わります。最初はアートワーク変更に対応したアケコンを使うのが無難です。

標準で天板カスタマイズに対応したアケコン

・ホリ ファイティングスティックα
はじめから天板アートワーク変更に対応しています。メンテナンスもしやすく現行製品なので貴重なアケコンです。絵の面積は小さめです。

ホリ ファイティングスティックα

・Razer Panthera Evo
こちらも天板アートワーク変更に対応したアケコンです。穴あけ箇所が多いですが絵の面積が大きく見映えがします。絶版なので中古を探すしかないのが難点。

Razer Panther Evo

天板カスタマイズに加工が必要なアケコン

標準で天板カスタマイズに対応していないアケコンの場合はアケコン自体を分解して加工する必要があります。天板はサードパーティ製のものを購入したり、オリジナルのアクリル板を業者さんに発注して取り付けます。メジャーなアケコンにはサードパーティ製のカスタムパーツが販売されているようです。

  • Qanba Obsidian/Perl

  • ホリ RAPシリーズ

  • Razer Panthera

Razer Panthera (天板をオリジナルアクリル板に交換)

アートワークの印刷

アケコンに合わせてテンプレートとなる図面が用意されているので、実寸にスケールを合わせてA3の紙などに印刷します。A3は420mm✖️297mmなので、300dpiで印刷するには4960ドット✖️3508ドットのキャンバスにします。dpiはアケコンのテンプレートに合わせて変えるのが良いでしょう。印刷はコンビニの100円カラープリントなどを利用します。勝手に拡大縮小されないようにPDFで出力します。10MBを超えると印刷できない場合があるのでdpiを下げたりして対応しましょう。コピー機の普通紙でも十分ですが、筆者は結露などに強く発色の良い耐水紙というプラスチックペーパーを町の印刷屋さんに持ち込んで使用しています。耐水紙は完全なPet樹脂のものと紙にコーティングしたものがありますが、後者でも十分そうです。

アートワークの加工

加工には円形の穴をあけるコンパスカッターがあると便利です。あとは長めの金属定規とデザインナイフ、カッターマットがあれば良いです。

まとめ

アケコンの天板カスタマイズについて簡単にご紹介しました。分解取り付け方法は各アケコンで違いますので他の方のネット記事を調べてみてください。そのうちRazer Pantheraのカスタム天板の図面など公開しようと思います。

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