見出し画像

3Dプリンターでアケコンをつくろう!1

はじめに

5月末にBambu LabのA1 miniがセールをしていたのでぽちっとしました。3Dプリンターは前から興味があったのですが何をつくるの?というのがありましたが、やりたいことが見つかり、セールのタイミングが来たので意を決しました(その後更なるセールが… まあいいでしょう)

開封の儀

さてA1 miniが到着しました。まずまずコンパクトな箱ですね。開封して設置まで少し組み立て作業がありますが簡単です。

Bambu Lab A1 mini

3Dプリンタが届いたらまず何をつくりますか?ボートですか?いえ違います、アケコンの柱です(笑) 。このように両ナットのパイプを中に通せばローレットナットを埋め込む手間を省けて、なおかつ高さを均一化できるのではないかという発想です。そして内部高をいままでの50mmから45mmに変更が主な目的です。図面の穴の径と実際の出力を何度か試しながら初の完成品、円柱ができました!(地味)

初出力

制作

さて、次は四角の柱です。今回の動機に柱の色をアケコンを組み上げた後から簡単に変えたいということがありました。中を支える構造物とカバーの組み合わせです。このときは構造柱にPLA(のちにPETG-CF)、アクリル板を支えるカバーにはPLAより粘りのあるPETGを使いました。

四角の柱

わりと複雑な形もうまくいったので、その他の柱も設計出力していきます。こんなわりと意匠を凝らした柱も作りましたw

ロゴ入り柱

さて今までのベースアクリル板にパイプを取り付けて、柱を挿していきます。レバーは以前から底板固定式です。ここのパイプはM5の真鍮製の丈夫なものを採用してます。カバーなしだとこんな感じ。

アケコンベース

カバーを側面板をとりつけて、上部天板と組み合わせです。端子はアクリル板に直接取り付けです。USBの口が二つあるのは筆者アケコン伝統の電光掲示板用です。

アケコン内部

完成図

これでアキコンリニューアルとなりました。

完成図
背面

同型の内部高50mmのアケコンと比較。だいぶ薄くなってかっこいいかも。しかも重心が下がったせいか操作性もアップです。

従来型との比較

次回予告

今回は既存のアケコン部品を自設計の部品に置き換えただけですが、はじめの一歩としては上々です。しかしA1 miniだと出力できる大きさに限界も… さてどうする?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?