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ゴシックとゴスロリ

美術好きにとって「ゴシック」といったら
壮麗なゴシック建築とか

シャルトル大聖堂

大きな協会の広い窓にはめこまれたステンドグラス
を思い浮かべます。

SaintDenisInterior

絵画で言うとチマブーエの「サンタ・トリニタの聖母」にあるように、それまでのガチ平面的なイコン何と比べると、やや立体感が出てきて、やや遠近法的なできてきて、やや人の表情が描かれることだ。色使いは金を始め多彩で煌びやかな感じがします。


ところでこれは「ゴスロリファッション」というもの。

黒・白を基調としたモノトーンで、フリルを多用して「ロリータ」を表現している。ロリータは良いけれどこれのどこが“ゴシック”なんだ?

いろいろ調べると、「ゴスロリ」は「ゴシックロック」のイメージ系統受けているようだ
ゴシックロック
https://www.udiscovermusic.jp/stories/how-goth-went-mainstream
ゴシック・ロック(Gothic rock、ゴスロック、ゴス)は、1970年代に誕生した、ポストパンクやオルタナティヴ・ロックのサブジャンルの一つである。暗いテーマと、ゴシック・ホラーやロマンチシズム、実存主義哲学やニヒリズムといった知的なものを扱う。ゴシック・ロックによって、ゴス文化は、ゴス・クラブやゴシック・ファッション、ゴス専門雑誌などの発展を見せた。(ウィキペディア)
僕の知る限りのミュージシャンではデヴィッドボーイやドアーズが挙げられる

そのゴシック・ロックは、ダークで幻想的な文学で18世紀後半から19世紀に主にイギリスで流行したイギリスの「ゴシック文学」という文学ジャンルからきているらしい。神秘的、幻想的な小説で、今日のSF小説やホラー小説の源流とも言われる。ドラキュラやフランケンシュタイン、ジキル博士とハイド氏などが代表作といえばわかりやすいかも。

ということで
ゴシック文学 → ゴシックロック → ゴスロリという流れになっているとらしい。

そういえばゴスロリファッションには異形の耳や鼻をつけたりするのもあるな。トップアイコン画像の女性も目のメイクが幻想的イメージ?
ゴシック文学と通じる神秘的なところがあるかも。


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