人間が間違えるのは当たり前なので『ミスしても大丈夫な仕組み』や『ミスが起こりにくい仕組み』が大事

学生さんの中に「『学生のうちは間違ってもいい』というけど、じゃあ社会人になったら間違ってはいけないのですか?私は無理だ…」と不安がる方がいます。

そんなことはありません。人間は間違える生き物ですから社会人も間違えます。

私には事務の仕事をしていた時期がありますが、その数年間で、想定される全てのミスをやらかしました(ご迷惑をおかけいたしまして大変申し訳ございませんでした)

それで社会がなぜ成り立つのだ?という感じですが、実は『人間は間違える』ということは当然のことなので、人間の社会は『間違えてもリカバリーできる仕組み』や『致命的なミスが起こりにくい仕組み』をいろいろ作っています。

そして、優良企業とダメ企業の違いも、そういった『間違えてもリカバリーできる仕組み』『致命的なミスが起こりにくい仕組み』がちゃんとあるかどうかが重大なポイントです。

ダメ企業は『人間は間違える』という当然のことを認めず、ミスを徹底的に責め立てて人をつぶします。その結果、企業全体の業績も下がります

優良企業では『ミスをリカバリーできる仕組み』や『致命的なミスが起こりにくい仕組み』をたくさん作っていますので、安全・安心に働くことが出来ます。その結果、企業全体の業績も上がります。

そんなわけで、キャリアコンサルタントとして、学生さんに企業選びのポイントを話すときは、そういう仕組みがちゃんとあるかどうか?を見極めようとアドバイスします。

そして、そういうポイントは、実際にその職場に入ってみないとわからないことが多いので、『インターンでもアルバイトでも良いので、とりあえずその職場を体験してみよう、それが無理なら、そこで働いている人の話を聴こう』とアドバイスしています。

さてさて、皆さんは最近どんなミスをしましたか?

私は一昨日、食堂で冷やしうどんについてきた麺つゆを麦茶だと勘違いして一気飲みしました。

人は間違えます、私も間違えます。当然のことですから、間違えを責めず、間違えても大丈夫な仕組みや間違えが起こりにくい仕組みをつくりましょう(*^_^*)


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