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ロサンゼルス・ラスベガスツアー

イオン琉球さんのツアーで、ロス、ベガス行ってきました。
南島酒販の展示会翌日に出発しましたが、他のツアー参加者は前日(展示会当日)に出発しておりまして、私は一日遅れで合流となりました。初日に皆さんはグランドキャニオンに行ってまして、死ぬほど行きたかったんですけど、それはまぁ展示会だからしょうがない。
展示会は改めてご来場者様、ご出展企業様に感謝申し上げます。今回もなかなか良かったかなと思います。イオンの末吉会長に「(せっかく県経済に貢献しているイベントをやっているんだから)マスコミ各社を呼んで報道させなさい」とガチめの強いアドバイスをいただいて、いやほんとそうだなと思ったので、来年以降はそうしたいと思いました。

ツアーメンバーがみな先に行ってるということは、つまり私は一人旅でラスベガスまで行かねばならない。那覇⇒羽田⇒ロス⇒ベガスの乗り換えを見事クリアし、皆さんに合流できました。まぁ意外とできるもんだよ。

初日(本来であれば2日目)は、ラスベガス泊まりだったんですが、初めて行ったけどびっくりするくらい本格的にカジノの街で、まず空港にカジノがある。

ラスベガス空港。カジノというか、ちゃんとカネを賭けられるマシンが置いてある

そしてどのホテルにもカジノが併設されている。私たちが泊まったホテルも当然カジノがついてて、多分24時間ノンストップ営業であると思われる。朝からやってる人もいた。私は200ドルほど負けましたが、結構な額勝ったメンバーもいたそうです。オレもなぁ途中でやめてればなぁ。途中100ドルくらい浮いたんですけどね。まぁその辺は日本のパチンコスロットの感覚と近いです。007カジノロワイヤル的なカジノを想像していましたけども(おそらくそういう本格的な「これぞカジノ」という場所もあるんだろうけど、一般人が行かない場所なんだと思う)、とてもカジュアルで、掛け金的にもほんと日本のパチンコ屋と似たような感覚で勝ったり負けたりできる場所だなと思いました。ただレート設定はかなり幅広く選べて、日本のスロットだと通常1回転60円ですけど、それを300円くらいまで自由に上げられる、というような感覚でした。上げなかったけど。
大別すると、マシンとテーブルに分かれる。マシンは、すごい種類いろいろあるんですけど、だいたいは液晶上でリールが回るやつで、目押しとかは一切なく1回転につきボタン1回押すだけ。くじ引きに近いというかくじ引きそのもの。まぁスロットなんて日本でもほぼくじ引きですけど。あれの攻略法とかあんのかな。まぁやってたら結構楽しかったけどな。


テーブルゲーム(ルーレットとかブラックジャックとかバカラとか)はやらなかったというかやれなかった。語学力の問題。やっぱ英語は必要だなと思った。でもとにかく、カジュアルであった。
州政府としてカジノは超重要財源となっていて、ラスベガスの各カジノの売上とか還元率(!)を予算管理しているらしい。ウチは今期は87%で行きたいんですけど…とカジノ側が州政府に申請するらしい。詳しくは知らんがガイドさんがそんなことを言っていた。役場の管理の賭博場であるので、ある意味非常に信頼できる。カジノ側も勝ちすぎてはいけないわけですよ還元率の予算が決まってるから。
ちなみにカジノ内は完全喫煙可。屋内禁煙が大原則のアメリカで、笑ってしまうほど自由。

空港内のカジノ。仕切られていて、喫煙可。


あとスフィア君を見に行きました。

Sphere

見に行ったのが午前中だったからね、夜の方が圧倒的にきれいだろうなと思います。アメリカはすげぇな。

そしてロサンゼルスに行った。
ロスでは、だいたいの時間は流通視察ということで、アメリカの大手小売業の視察を行いました。ロスも初めて行ったんですけど、ニューヨークとかと全然違って、だだっ広い平野にでっかい道が通ってて、巨大ショッピングセンターが各所にあって、住宅街があって、終わりみたいな街。なんていえばいいんですかね、なんていうのかな、すごい広い。高層ビルがあるエリアは限られていて、とても平坦な街っていうかなぁ。大都会なんだけど歩行者がほとんどいなくて、スーパー車社会。イメージと全然違った。

遠目に見たハリウッドの看板
現在のアカデミー賞の会場のドルビーシアター


こういう大型チェーン店が複数セットになった超広い平べったいモールがたくさんある
ビバリーヒルズ

そして(メインの)ドジャースタジアムである。ドジャース対カブス。


まぁ日本人多くてね。私たちみたいな、大谷Tシャツ来た日本人がたくさんいました。エンゼルスの時も多かったんだろうけど、より一層増えたんじゃねぇかなぁ。素晴らしい観光資源。来た日本人は必ずドジャースグッズを買っていくし当然私も数万円レベルでビシビシ買いましたから、これは大谷のプレイヤーとしての成績は当然ながら1000億円の投資回収はあっと言う間にできるだろうなと思いました。まぁ普通のオフィシャル大谷Tシャツは8000円くらいするからな。グッズも高いけど、球場内の飲食も死ぬほど高いです。ビール1本が18ドルとかなんで、まぁ2500円~3000円やね。やべぇよ。でも日本人が行ったら買うじゃん。こういうのあるから。

なんかもったいないから空き缶お土産として持って帰ってきた。
まぁ試合はドジャース負けでした。ビューラーがね。大谷は2安打で1盗塁(47個目の盗塁)という成績で、普通に考えれば活躍したんだけどやっぱHR見たかったですね。私たちが見た翌日が山本の復帰登板&カブスは今永先発で、いや惜しかったなというところ。
平日ナイターでしたが客入りもそこそこで全然満席じゃないが適度に入ってる感じで観戦しやすいし、日本人でもチケットは十分取りやすいだろう。
私の目視調べによる日本人を除いた現地ドジャースファンのユニ着用選手別ランキングでは、大谷・ベッツ・カーショーがほぼ同率1位じゃないかという感覚。若干大谷が多いかもしれん。あとベリンジャー派も結構いた(元ドジャースでいまカブス)。

添乗員さん2名のうち1名が「英語よりスペイン語が得意」という方で、旅行中もスペイン語通じそうな人にはどんどんスペイン語でコミュニケーション取っていて、それが普通に成立していた。そもそもナタリーポートマンとかブラピみたいな英語話してきそうだな、っていう白人は比率としてそんなに多くない。ロスのように街によってはスペイン語しか話せなくてもなんとかなるらしい。スペイン語しか流通していない巨大スーパーもあった。スペイン語で商品名とか看板とか書かれてて申し訳程度に英語が添えられているような。中南米勢力はすごいね。

あとロスもベガスも死ぬほど暑くてびっくりしましたね。異常気象気味だったそうですけど。40度くらいあったそうです。特にラスベガスはそもそもが砂漠に無理やり作ったような街なので、吹く風が熱風なんですよね。全然湿気も無いしようやっとるわと思ったよほんとに。本来人間が住める場所じゃないのにさ、街を作るんだからなぁ。

物価は高い。やはり高い。ただやっぱ半分の原因は円安である。変なお土産のキーホルダーが安くて8ドルとかですよ。1100円とか。
飲食店も高いけどだいたいチップ制度のせいでよくわからないんだよな実際に払ってる金額が。
それでもディスカウンターみたいな店はもちろんあって強いわけですけど。スーパーによってそれぞれ客層が全然違う感じもあった。安い店ははっきり言ってデブが多い。高い店(オーガニック食材大好き!みたいな)はそうじゃない。
アメリカの空港で水買ったら3ドルとか4ドルとか取られる。それが、日本に帰ってきて羽田空港のドラッグストアで「特売・水88円」と大陳されてて、まぁいろいろな尺度はあるだろうが、直感的に「日本ってダメなんだろうな」と思ってしまいました。

追記 往復の飛行機内(計24時間くらい)で映画見まくっていたのでまとめておきたい。5段階評価 言う間でも無く私は映画評論なんて全然できません。別に普段そんなに見ないです。
・帰ってきたあぶない刑事 おじいちゃん達だった。原作見たことほとんどなくてタカとユージの掛け合いがこういうものなのかと初めて知ったけど、かっこよかった。別に面白くはない。★
・フェイス オフ ニコラスケイジとジョントラボルタのね、名作ですよね。★★★
・ロマンティックじゃない? なんか歴代の有名ラブコメ映画のパロディのラブコメ。その辺の知見が無いので良く分からなかったがそこそこ面白かった。アメリカのこういうB級のライトな映画の手堅さを感じる ★★★
・マイ インターン 有名ですよね初めて見ました。アンハサウェイかわいいんですね、本当に。ああいうオジサンいるとマジで会社って良くなりますよね。★★★
・キラーズ オブ ザ フラワームーン これ日本で公開されてたのかな、知らないけど。スコセッシとディカプリオとデニーロという組み合わせで、かなり重めの話でとにかく長い。3時間20分くらい。こんなん国際線乗らない限り一生見ないからいい経験になった。マイインターンのデニーロと180度真逆の役なんですけどやっぱすげぇな。ほんと怖いんだよな。ディカプリオも良かったなぁ。ちょうどいいバカさ加減の演技できるって凄いなぁと思った。★★★★
・オーメン ザ ファースト オーメンのダミアン君誕生秘話的な話。ただそれだけだった。よく覚えてもいない。★
・ブラック スワン さすがアカデミー主演女優賞受賞という格別の出来である。すばらしい。とても美しいラスト。★★★★★
・ミス ペレグリンと奇妙な子供たち エヴァグリーンさん目当てで見てみた。ほとんど寝ていたので物語の筋自体よくわかっていない。なんかファンタジーぽい。エヴァグリーンさん結構好きですねぇ。独特の美人ですよね。カジノロワイヤルのヴェスパー役だった人。あと”300スリーハンドレッド”の続編の敵役やってたんだけどあれが強烈だった。とってもヒマな人は見てみるといいです。★★

機内で過ごす時間長いので、眠いときか覚醒してるときかで評価はブレると思う。

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