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ニューヨーク

BCBというお酒の展示会in NewYorkに行ってきました。那覇から羽田乗り換えで、実質24時間ほどかけてニューヨークのJFK空港に着いた。遠い。しかしまぁ地球は本当に広いなと思った。
ブース並び順でいうと残波さん、池原さん、山川さん、咲元さん、多良川さん、請福さん、八重泉さん、忠孝さん、+現地への人の派遣は無くてモーリスがブース対応を担当した久米久米さん・瑞泉さん・今帰仁さん の商品が出品された。酒造組合主体で補助金取った補助事業ですな。モーリスはちゃんと役割があるので補助対象だけど私は南島自腹なんでマジでくっついて行っただけはある。つまり私はモーリスのおまけである。

BCB全体の感想としては、メスカルのブースが非常に多かった。まぁほぼスピリッツオンリーみたいな展示会ではあったんですけど、メスカル、テキーラの(たぶん)中小規模のメーカーが多かったんじゃなかろうか。ウイスキーより多かったんじゃないか。もちろんジンとかも無いではないんだけど。
あと各社のブースが派手でね、なんかいろんな面での豊かさを感じる。アメリカはすごいなぁ。そういえばソトルっていう、カテゴリーのお酒初めて知ったし初めて飲みましたね。メキシコの。表現しようのない複雑な味わいだった。

ビルの1階と2階、そして中庭を使ってのイベントでした

泡盛については、当然相手はアメリカ人であって、ある意味、先入観ゼロ。予備知識もゼロ。実際に買うかどうかはわからないが、「泡盛って度数高いんでしょ」などと言うお客さんがゼロというのは、ある面では好都合かもしれない。だいたいスピリッツとして出ているので度数高い方がいいし。各泡盛メーカーさんは基本的には現地へのインポーターは決まっていて、展示会で欲しいというお客さんがいたら、そのインポーター経由でどうにかするということになる。各社に1人通訳がつくと言う手厚い状況だったのもあって、結構各社さん認知度を拡げられたのではないかと思います。まぁ私は総括する立場でも何でもないんですが。

存在自体が心強いモーリス氏

他だと、小正醸造の嘉之助さんが単独でブース出してたりとか、いいちこさんとか、あとアメリカ側のディストリビューター(問屋みたいな会社)が扱ってる製品一覧の中に日本のモノもあったりとか、酒造組合中央会の焼酎ブースとか、そこそこ日本勢もいました。

いいちこさんが持ち歩いてた顔がでかくなる謎の箱


ただまぁ物価高と円安で展示会出るだけでも尋常ではない費用がかかるというのがハードルは上げてるだろうなぁと思う、けど、どうせ出るならド派手にやり切った方が効果はあるんだろうなぁと思った。

今回のベストショット
イカしてたJAMESON

BCB自体は2日間開催。翌日に飛行機乗るものの深夜1時の飛行機だったので、実質丸一日自由時間だったので、マンハッタンのホテルから出て、セントラルパークまで歩いて(1時間半くらい)、MET(メトロポリタンミュージアム)に行ってきました。

TIMES SQUARE
New York Times 本社
トランプさんのタワー

メトロポリタン美術館は世界三大美術館のひとつらしい。ゴッホとかセザンヌとかレンブラントとかエルグレコとかゴーギャンとかフェルメールとか、モネとかピカソとか、私でも名前知ってる画家の絵がたくさんあった。教養があればもっととんでもなく面白かったんだろうけど、酒屋だからしょうがないね。でも面白かったほんと。
4時間くらい滞在したんですけど5時閉館で退出せざるをえず、あとで調べてみたらもっといろんなのがあったようで、もっと居たかったなぁ。

モッチと誓子に似てる(作者知らん)
ゴッホの自画像
フェルメール水差しを持つ女

JFK空港を深夜に出て、羽田に着いたら早朝で、那覇に着いたのは朝9時頃で、時差ボケというか意味不明の体調になっていたら一晩寝たら治った。
物価は高かったよ確かに。マックでポテトとコーヒーとアイスティーとダブルチーズバーガーみたいなの食べたら謎の割引も入って12ドルだった。12ドルというのは1900円くらいですね。

庶民的っぽいバーでビール飲んだら6ドルとか7ドルなので、それでも当然1000円は超えてくる。やっぱ円安は強烈だな。ニューヨークだからアメリカの中でも物価は高いんだろうけど円安が輪をかけてくる感じですね。たしかに年収1000万でも足りないだろう。
最後に、時間が余っていたので空港行く前に近くの駅(ジャマイカセンター駅?)で降りて飲みに行ったんですけど、明らかにマンハッタンと空気が異なる、はっきり言って危険地帯の雰囲気。あれはなんでしょうね。街のオーラが違うんだな。
モーリスと一緒だったのでなんとか普通のバーに入れて普通に飲めた。モーリスですら「危ない気がするネ」と言ってたのでよっぽどなんじゃないかと思うが、いい経験になった。ニューヨークにもいろんな地域があるんですなぁ。

往復で24時間以上飛行機に乗ってたので、映画たくさん見ました。JALだから全部日本語版がある。レインマン、007スカイフォール、8人目の容疑者、チケットトゥパラダイス、キャッチミーイフユーキャン、ザ・クリエイターなど。この中では007は見たことあったんで、中国映画「8人目の容疑者」が一番面白かった。
やっぱ英語できないとダメだな!山川さんさすが元添乗員だけあって、「日常会話レベルですよ」と本人は仰るが、いやだからそれが大事なんだよなと思いました。

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