近況

まず、先週は北海道に行ってきた。イオンさんの流通視察という名目で、富良野や小樽やニセコなどに行ってきた。夏の北海道は普通に暑かった。でもやっぱり海産物おいしいですなぁ。ゴルフもしたけど、てんでダメだった。すぐ下手になるなぁ。サッポロクラシックを通算で10杯は飲んだと思う。あれおいしいですね。いくつかスーパーを回ったけど、(昔ほどじゃないのかどうかわからんが)甲類の大容量ペットが10種類以上普通に置いてあって、地元メーカー製造ぽいのもあって、合同や宝の商品も当然あって、そこまで甲類の品揃えが必要なのかと改めて思った。知識としては、北海道民が甲類をたくさん飲むというのは知っていたが、それにしても実際目の当たりにすると、これぞ異文化と戦慄した。泡盛もそう思われていると思われる。だいたいの本土の人は「泡盛にそんなに多く種類があるとは知らなかった」と言う。あの10種類以上の甲類焼酎は、それぞれ味が違うのだろうか。

その後、週末に普通に家族でカフーリゾート冨着に行ってきた。58号線から見えるあのオレンジの巨大な建造物ですね。プールなどで城太郎と遊んだ。そこまで満室という雰囲気ではなく適度に人がいて快適であった。

フチャクから帰ってきて、東京出張に行った。そしてさっき帰ってきた。よって先週から今週にかけてほとんど会社にいなかった。いなかったが、いないことによる問題があったのかどうかで言うとどうも無さそうで、正直わしいなくていいんじゃねとは思った。
しかし那覇から羽田に向かう飛行機が5時間遅れましてね。赤い方の航空会社ですけど、さすがに参りましたね。
16時50分発の予定で、その時刻になっても搭乗開始の案内がなく、まぁ多少の遅れはよくあることとボーっとしてたら、17時を過ぎたあたりで「当便の予定搭乗時刻は、21時20分に変更となりました」とアナウンスがあった。待っていた搭乗客はみな「・・・?」とリアクションしたが、赤い方のスタッフの方々が深々と頭を下げた時点でこれが現実だと認識して、それから皆、しばらく固まったまま動かなかった。人間、ほんとうにびっくりすると何もしないのだなと思った。
どうも飛行機を整備をするための機械がないとかなんとかで、その機械を羽田から持ってくる必要があり、ということは5時間くらいかかる、というのが理由だった。
那覇空港内で使える2000円分のお食事券を配る、本来必要ないはずの宿泊費や交通費の発生などがあれば15000円までは払う(ただし事後請求)、また連休最終日で赤の他の飛行機や青の便も事実上満席であり、この不運な連中がまともな時間に羽田に着く方法は無い、ハッキリ言ってどうしようもないという主旨の説明があり、それから三々五々、たまたまこの整備不良の飛行機を予約するというババを引いた連中は、外に出たり、多少スタッフの方と相談をしたり、そのままずっといすに座ってスマホをいじったり、私はDAZNでヤクルト戦を見たりしていた。冷静になれば「落ちるよりマシ」なのだが、それにしても運が悪い。
結局21時20分になっても飛行機は離陸せず、たぶん21時50分くらいにようやく出発して、羽田に着いたのは24時頃だった。それまで私は、まぁ新橋までなら電車あるだろと軽く考えていたがすでにモノレールも京急も終電で、タクシーに乗るしかなかった。タクシー乗り場にも当然列ができていた。なかなかタクシーも集まらず、結局乗れたのは25時頃で、新橋のホテルについたのは25時半だった。新橋ならともかく、おそらく埼玉とか千葉に住んでる人もいただろうに恐ろしい。赤い方の会社の人に呪詛の言葉を吐いてやろうかと思ったが、吐いたところで意味は無いので何もしなかったし、あんまり他の人もしていなかったので、暴動にでもなれと思わないでもなかったけど、みんな大人だった。しかし乗り換えの人とかどうしたんだろうなぁ。家族連れの観光客もたくさんいたしなぁ。5時間はやべぇよ。そういうわけで今からJALに6980円のタクシー代の請求書を書く。くそ~…。今後選択肢がある場合は青い方を選ぶことにする。

最近、「三体」というSF小説を読んでいまして、ものすごく長い三部作なんですけど、おもしろいよ。ハードSF過ぎて科学的な部分に関しては一切意味がわからない。ただストーリーがおもしろいし、中国人作家の作品なので、宇宙戦艦<万有引力>とかいうのがでてきたりして、漢字の宇宙船の名前ってかっこいいなと思った。ちなみに「三体」というタイトルの意味は、地球人類と対決することになる異星文明、人類からすると三体文明と呼ばれるのですが、その文明がある惑星が3つの太陽を持っているからです。(というか3つの太陽が、三体文明人の住む惑星を持っている)。
3つの恒星の動きは、相互作用する重力や伴う恒星軌道について、数学的にパターン化できない・解析不可能という証明が為されていて、したがって三体文明は「いつ太陽が昇り、沈むのか分からず」また「太陽が遠ざかる時期も近づく時期も予測がまったくできない」状態で、文明が起こっては3つのうちの一つの太陽に焼き尽くされたり、3つとも遠くにいっちゃって惑星全部凍結させられたりを永遠に繰り返していらっしゃいまして、そんな地獄みたいな惑星から脱出して(安定した気候の)地球に移り住みたいと思っている異星人との争い、争いというかなんというか、そういうのを書いたお話です。

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