夜の街

夜の街…キャバクラ、ホストクラブあたりが感染拡大しやすい環境なのは間違いないと思いますけど、休業補償もしないのに市民には「夜の街に行くのは自粛しろ」というのはなんか一段下に見てる感じするよな。経済活動が大事だから緊急事態宣言解除したのに、夜の街は経済活動の範囲に含まれてないのか。水商売だって立派な仕事ですよ。遊びでやってるわけじゃないんだから。なお私のホストクラブの知識は主に漫画「ギラギラ」からしか得ていません。

酒屋の立場からすると、夜の街の活気が売上に直結するわけで要は非常に重要なお得意先様なので、夜の街を軽んじる姿勢というのは納得がいかねぇんだよなぁ。だいたい役人さんも政治家さんもみんなしょっちゅう行ってるくせにこういう時は差別するんだからなぁ、可哀そうだなと思いますよ。ちなみに私は自主的に行くことはまずありませんけどね。知らない人と話すのが苦手だからね。

しかしこの「夜の街」「接待を伴う飲食業」という濁したような言葉、実に便利ではある。ハッキリ業態を言っちゃうと補償しなきゃいけなくなるしな。境目も難しいしな。補償するのも大変だしな一般的な飲食店より単価が高くなるし。

つまり選択肢は「夜も昼も出歩くな(緊急事態宣言)」か「水商売だけ特別に補償するから休業しろ」かどっちかしかないけど、どっちも無理なので夜の街にしわ寄せしとけという判断になるんですね、よくわかりますけど、なんか不条理だなとは思います。どうしたらいいのかはわかりません。

6月の売上は前年比9割というところでした。戻ってきていて有難いけども、このへんの数字で落ち着くのが一番怖い。結局、観光客が戻ってこないと県の人口が減ってるのと同じだからねぇ。去年は年間1000万人の入域観光客数がいました。ひとりあたり3日強滞在するというデータがあって、365日で割ったら80000人が毎日”いない”んだよなぁ。比較的消費性向の強いであろう80000人が。しかし計算というか考え方合ってるのかこれ。毎日8万人もいなくなってる計算で合ってるのか?マジ?


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