一次面接終わったで

なんか一部、沖縄に縁もゆかりもないIターン学生が受けてくれることあるんですよね。嬉しいですよね。歴代新卒でも小野瀬さんと宮川くんがいますけど、沖縄の謎の魅力があるんだろうか。いまは最終面接と同時に行う筆記試験の問題を作成しています。

うちの担当の銀行員さんが退職するそうで、行先が保険業界であるとのこと。一般に想像が付きそうな、あそこやあそこみたいな保険会社である。30歳ちょっと。銀行も大変だなぁ…。就職説明会だと地元金融機関は当然すごい人気あるんだけど、半ば職能養成学校化している。もう企業・学生双方に、そういうサイクルだという前提があるのだろう。ベーシックな金融知識を身につけて、だいたい「新しい世界でチャレンジしてみたい」という言葉を残して退職することになる。新天地へ羽ばたこうとする若者は応援すべしとしたものであるが、立場上、「んなぁ~(ナナチ)」と言わざるを得ない。すべてを無効化する絶対正義の言葉、チャレンジ。身につまされる事象
であった。

ちょうど今日5月15日から、沖縄復帰特別措置法の改正により、泡盛の酒税が変わります。まぁメーカーさんの値上げは6月1日が大半なので、スーパーの店頭などで価格が上がるのは6月1日からが多いと思います。ほんと手持ち品課税なくて良かったわ~ほんとによかった。
タイムスの記事で、新里建二社長「(ウイスキーに関して)生き残るための策。収益を確保した上で泡盛に取り組みたい」と展望を示す。とありましたが、そういうことだと思う。というかウチも近いところがある。問屋が泡盛等の県産酒類に投資するためには、現状、他のお酒を売らなきゃいけない。でもそれやってるとますます県産酒類の売上が下がりませんかね…?と思うかもしれませんが、酒カテゴリー間の競争をコントロールできるという前提が間違っている(と思う。)
下げようとして下がるわけでもないし、上げようとしても下がるものは下がる。上がってほしくないと思ったところで上がるものは上がる。問屋が何を売りたい・買ってほしいと思ったところで消費者の消費行動はほぼ変わらないので、なるようになる(下がるなら下がる)しかなくて、世の中の流れに沿って商品売るのが唯一できることで、それで得た収益を何に使うかに会社の個性が出るということであろうと思う。ある種の諦観の域に達した。生き残ってさえいれば必ず日が差す日は来る。

明日から海援隊さんのツアーで3泊4日ベトナム行ってきます。ホーチミン。久しぶりのベトナムです。発展してるんだろうなぁ。

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