中期経営計画(数字なし)

ビジョンという言葉が良くないんだった。気持ち悪い言葉をわざわざ使う必要は無かった。「だいたいこうなりたい」という言葉に置き換えて、しかもそれをさらに数字の羅列の中期経営計画と本質的には同じとみなして、数字はもうだいたいその時良いと思えばそれでヨシということにして、「だいたい南島はこうなりたい」というものを示すことにする。5年前に100億の計画を立てたから100億超えたわけでもないし、別に株主への説明責任無いしどうでもいい。ば~っと書いておいて、後々美辞麗句に収斂させる。

・県産酒類の需要を喚起できる会社になりたい
・海外に県産酒類売りたい(売れるような会社になりたい)
・給料高い会社にしたい(一番下が400万、ふつうの社員が500~600万、ちょっといいと700万、けっこういいと1000万、取締役以上は1200万~とか)
・沖縄では一番でありたい
・つまり沖縄で一番、お客さんやメーカーの役に立つ酒屋でありたい
・物流だけじゃなくて営業がやっぱり一番強い会社でありたい。なんでもできる会社になりたい。
・時代についていくために、新しいテクノロジーを「さっと判断」して導入したり導入しなかったりする会社になりたい。いまは遅すぎる。
・経営人材を育成・輩出できる会社にしたい(私自身のためでもある)。うちの子会社であっても、他社であっても、本社であってもどこでもいいが、経営というのをしてみてほしい。

以上、酒屋ステージでの「こうなりたい」である。ここまでやれば(キリはないけど)、酒屋としてはもう十分(キリはないけど)。売上とかシェアは知らん。一番役に立っていれば筋から言えば一番売上もあるだろうし給料も高いだろう。そうでないなら、そうでないということである。
以降、酒屋ステージをクリアしたら、別分野で沖縄の発展に貢献したい。やはり狙い目は子供/教育分野だと思う。事業としても社会貢献度合いから言っても、やっぱりいいと思う。酒屋だからこそ逆を行くということよ。そら子は宝よ。

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