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マタギ行脚@ジャヌケの森

今日は「コタイクラ」と呼ばれている場所に、マタギの師匠と山散策に行った。
トンビマイタケと呼ばれているキノコと、ミズという山菜のコブを採りつつ、
渓流釣りをするという最高の旅程。

キノコはお目当ての場所になく、まだまだ早かったみたいであった。
ということで一行はすぐさま渓流釣りへと向かう。
夏の時期の渓流は水量が少ない。今まで川だった部分が石ころ砂地として露呈している。生い茂った草木に糸が絡まないように慎重に進む。今まで川だった部分を歩くことに少し高揚感をおぼえながら、次のポイント次のポイントへと歩いていく。

釣りはほんとうに何回行っても楽しい。
最初はまったく釣りの良さがわからなかった。自分の投げた仕掛けがどこに向かっているのか、どこに落ちているのかわからない。そして魚が食いついているかどうかも全くわからない。今となっては、なんでわからなかったんだろう、と思うのだけど、たぶん自転車に乗れる人が、乗れなかったときのことを思い出すのと同じだろう。どうやったら自転車でこけるのかわからないのと同じように、魚が食っているかどうかがわからない、ってもう意味が分からない。
仮に分からないのだとしたら、釣りのおもしろさは僕のなかでほとんど消え失せるだろう。

そんなこんなで今日は6匹釣ってきた。(逃した魚は七匹。つまり全部釣れていたら10匹以上は持って帰ってこれたってことだ・・・。まだまだである。)
近所のありえないくらいお世話になっている89歳(写真#)と、そこそこお世話になっている78歳に2匹ずつお裾分けしてきた。そしたらビールをくれた。物々交換みたいでたのしかった。

山菜はみんなやってるけど、釣りは意外とみんなやってないので、魚のお裾分けは喜ばれる。もっと釣れるようになって、焼き魚パーティなどできるようになりたいなあ。
残り2匹は炊き込みご飯にしてみました。ほくほくでおいしかった。

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