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【読書感想まとめ03】「ピコ太郎のつくりかた」/ほぼ無名からなぜあそこまで売れることができたのかがわかる

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☆目次☆

1.「ピコ太郎」というキャラに関して

1− 1:
そもそもピコ太郎とは

1− 2:
立役者 古坂大魔王とは

2.どうのようにしてピコ太郎が世界で有名になったのか

2−1:
その答えは本に書いてる/
大きく飛び上がる前の屈伸の時間が大事

2−2:
本の中身を一部抜粋

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1.ピコ太郎というキャラに関して

1-1:そもそもピコ太郎とは

2016年8月、YouTubeに投稿されたPPAP(ペン-パイナップル-アップル-ペン)という動画がアップされた。その動画を見たカナダのポップミュージシャン、ジャスティンビーバーが「My favorite video on the internet」とtwitterでコメントを残した。あっという間に日本を飛び越えて、世界中で一大ブームを巻き起こした。トランプ大統領と安部首相の晩餐会、NY国連本部でパフォーマンス、ウガンダ観光大使に就任などなど。動画再生回数は1億3千万回超えている。


多分知らない人の方がいないんじゃないかというくらい世界中でも有名なヒョウ柄のいかつい巨人な人ではないだろうか!?

1− 2:立役者 古坂大魔王とは

ここで気になるのは、誰がピコ太郎を演じてるのかということである。
まぁ、これもまた周知の事実だと思うので、そこまで掘り下げずにさらっと書くと、「ピコ太郎」は「ピコ太郎」という人間が存在するという設定で、その「ピコ太郎」をプロデュースするのが「古坂大魔王(こさかだいまおう)」という芸人さんである。

現在は、活動休止しているがお笑いトリオ・コンビ「底ぬけAIR-LINE」の一員として『ボキャブラ天国』等の番組に出演していた。同期には、TKO、キャイーン、くりぃむしちゅーなどがいる。


2.どうのようにしてピコ太郎が世界で有名になったのか

2−1:
その答えは本に書いてる/
大きく飛び上がる前の屈伸の時間が大事

大きなきっかけは、もちろんジャスティンビーバーという強大な影響力を持った人が話題にあげたことがきっかけなのかもしれないが、この本を読んで知ったことはそれ以上の紆余曲折があり「ピコ太郎」というキャラと「PPAP」というダンスネタが完成されたということである。単純に面白いからジャスティンが取り上げたのかもしれないが、ただ、音楽の玄人からするとすごい生かした音だし、お笑いという要素から分析すると起承転結がしっかりしてるし、ブームになりやすい時期での映像投下や話題を産むための施策など、練りに練ってあの動画が出来上がっている。それも1、2年とかの話ではなく10年20年という長い年月をかけて培った知識と現場対応力、経験値を駆使して完成させたものである。

2−2:
本の中身を一部抜粋

自分はどこでなら勝てるのか見極めろ

「自分は何が一番得意なんだんろう」「他に負けないものは何だろう」って思うのが、まず大事

世界中の人に知られることこそが、世界中の人におもしろいと思ってもらうためにとても重要なことなのだ

知られることを意識せよ


まとめ

この本を購入するきっかけは単純に話題になる方法が書いてるのかな?興味あるな!程度のものだったが、いざ読んでみるとそこには古坂大魔王さんがすごい熱意を持って「ピコ太郎」という人をプロデュースしていたことがわかる。ただの一発屋と世間では思われているのかもしれないが、一発屋だとしてもここまで大きな一発だとそれはすでに一発ではないのではないか、コンスタントにヒットを打つことも難しいなかでシーズンの優勝をかけた試合でサヨナラ満塁逆転ホームランを打てる人が何人いるのか?

この本を読んで小手先のテクニックではなく、自分の人生をかけて物事をよくしていくという意識が持てるようになった気がする。


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