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30. ラグジュアリーブランドを好きになった経緯。*当時の90年代アイテムもご紹介。

先日は僕の過去についてお話させて頂きました。
その中で触れた、ラグジュアリーブランドを購入し、好きになった経緯を話させて頂きたいと思います。

初めて購入したのは96年で当時18歳でした。
購入したきっかけは、自身のコンプレックスを埋める為と言う、とても恥ずかしい理由になります。笑
でもそうなんです。
自己肯定感が低くなっていた当時の自分にとって、ラグジュアリーブランドを身に付ける事は、凄い人になった気分になれたんです!笑(自分ちっちゃっ!!笑)
今となっては完全な虚像ですが(笑)

95年春夏に購入したD&GのTシャツ。
D&Gは当時、DOLCE&GABBANAの
ディフュージョンライン(セカンドライン)で
若者に向けての物だった。
今回ラグジュアリーブランドの枠に入れなかったが
これが最初の最初かも。
D&Gは94年にデビューして、
95年春夏にロゴを大々的にフィーチャーした
コレクションを発表し、街中に偽物が氾濫する位、拡大した。

そんなラグジュアリーブランドに手を染め出した僕は、毎日のようにファッションの事ばかり考えて、セレクトショップや直営店に通い詰めました。
当時はDOLCE&GABBANA、PRADA、トムフォードのGUCCIが好きでした。(当時のドルガバはまだ若いブランドだったのでデザイナーズの最高峰みたいなイメージでしたが。)
そしてセレクトショップは色々行ってましたが、ラグジュアリーブランドに関してはバーニーズニューヨーク。
お店に行って試着し、お店の方に商品の良さ、歴史等を伺う(めちゃくちゃ迷惑な客w)事で、より好きになっていきました。
なので誰よりも服に袖を通したと言う自信があります(笑)
そう言った事を2年位続けていくと少しずつ買い方や合わせ方が分かって来ました。

最近片付けをしていたら、その時に購入した物が出て来ましたのでご紹介させて頂きたいと思います。

当時のバッグ。

さてどんなデザインの物が入っているでしょうか?
こんな感じです。

97年春夏に購入したPRADA(左)、
97年秋冬に購入したGUCCI(右)、
98年春夏に購入したGUCCI(真ん中)

まずPRADA。97年の春にユナイテッドアローズ原宿店で購入。
今尚アップデートされリリースし続けている不朽の名作。
アウトドアをスタイリッシュに仕上げた走りのバッグ。
当時69,000円位だったと思います。
現在324,500円…時代の変化を感じます。

PRADAのリュック。
97年で既に完成されたデザイン。

続いてこちらのバッグ。
97年秋にGUCCIの東武池袋店で購入。
この時期GUCCIのメンズで力を入れていた目の粗いナイロン地に、レザーとシルバー使いがミニマルなホーボーバッグ。
昨今のトレンドにリンクしたデザインですね。
サイズ展開があり、こちらは大きめだったのでメンズでも違和感なかったです。
今なら小さいサイズをチョイスしてもジェンダーレスで可愛いです。

ホーボー型のデザイン。
Gの引き手がクール。

続いてもGUCCI。
98年の春にGUCCI青山か横浜そごうで購入。
こちらは当時雑誌掲載もされ、凄く人気で一回完売になり諦めていた所、キャンセルが出た為、買いに走った思い出のバッグ。
ホーボーバッグと同じような、ナイロンとレザーがコンビのクールなブラックカラーのボディバッグです。
カジュアルなイメージのボディバッグですが、スタイリッシュなデザインです。
携帯電話が普及し、ホルダーが付いていると言うのが新しかった。が、そのホルダーの大きさが時代を感じる。笑 iPhone入らないです(笑)

スタイリッシュでミニマルなボディバッグ。
最近このロゴをまた復活させてました。
感慨深い。笑
シルバーのパーツも格好良い。

話を戻しまして、これと同時期1997AWにエディ・スリマンのイヴ・サンローランリヴゴーシュオムが出て来たり、ジルサンダーのメンズがデビューしたりとラグジュアリーブランドも新しい変化が起きていきました。
またラグジュアリーブランドの服は音楽と同じように元ネタがあり、その元ネタを知りたくなり古着も見るようになりました。
その事が、ラグジュアリーブランドを一層面白い物にさせてくれました。
僕は音楽が相当好きだったんですが、ドルガバやエディのリヴゴーシュは、音楽もブランドの世界観の1つの要素になっていたので、その辺りも好きでした。少し話は逸れますが、現在のエディはロックのイメージですが、当時の彼はフレンチハウス等の四つ打ちを始めとするデジタルサウンドも好きだったので、僕は音楽とファッション両方共感していました。

今回はラグジュアリーブランドを購入し、好きになったきっかけとその後2年間を当時購入したアイテムも混えてお話させて頂きました。
当時を知っている方には懐かしく、また若い方には新鮮に映って頂けたら嬉しいです。
ラグジュアリーブランドはロゴだけではなく、面白い要素が沢山あるのでまた今後もその良さを投稿していきたいと思います。
最後まで読んで頂き有難う御座いました。

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