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28. JW ANDERSON SPRING-SUMMER 2024 コレクションレヴュー
JW ANDERSON SPRING-SUMMER 2024
今回はメンズSPRING 2024、ウィメンズResort2024が合同で発表されました。
ショーの会場の床には、青と白のボーダーが使用されていたが、これは100周年を迎えた英国の食器ブランド『コーニッシュウェア』からきている物で、ショーの招待状にも陶器がゲストに贈られた。
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コーニッシュウェアのように、アンダーソンが幼少時代からある物の一つが英国発祥のスポーツの"ラグビー"。
UNIQLO+JW ANDERSONのインタビューで本人はプレイしないと言っていたが、父親が有名なラグビー選手だったようで、常に身近にあったそうです。
そのラグビーを今回のコレクションではフィーチャーされていました。
その代表アイテムであるラガーシャツをネオプレーンやニット等の素材でアレンジ。そしてバージャケットのようにヒップにかけて広がるシルエットになっている。また今回ショーの床のようにコーニッシュウェアのような青と白のボーダーの物もありました。
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そしてスウェットシャツ、パーカーは前身頃を大胆にV字カットされていた。
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このV字カットされた物はオイルドコットンを用いたニットでも使用されているが、球状で立体的になっていてとても面白い。このニットはノースリーブでも登場していた。
そして、その編地と別の編地を組み合わせたカラフルな色使いのニットも可愛かった。
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またショーツはフライング・バットレス(飛び梁)により形状を綺麗に保っています。
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そして、ニットやワンピースには前身頃にチューブ状の膨らみを付けた大胆な物、パネルを重ねたような物、袖をアシンメトリーにしてドッドをプリントした物まで様々なバリエーションがありました。
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今回のコレクションの70%がニットで構成されているが、特に目を引いたのは毛糸の玉で作られたトップス。
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毛玉をモチーフにしたコレクションの目玉となるルック。
販売はされないだろう。笑
またモップヘッドからインスピレーションを受けたルックも面白かった。
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今回は全体を通してアイテムはベーシックですが、前述のようにひねりを加えている。
カットオフしたようなクロップドシャツやフロントの前立てを極端に伸ばしたシャツ、ハンカチーフモチーフのドレスシャツ、ティッシュボックスを解体したようなトップス、タバードフロントのレザートレンチコートやシャツ、ひび割れ加工がされたレザートレンチ等がありました。
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靴は厚底のクロッグサンダルがメイン。
そして今回も動物からインスパイアされたPaw Loafer、Paw derbyを様々なカラーで展開しています。
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最後に登場したアンダーソンは、アイルランド代表の新ユニフォームを着て登場。
これは今年フランスで行われるラグビーワールドカップと、上記で述べたように父がラグビー選手であった事、またショーの当日が父の日だったからと言う事からのようです。
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ロエベにも共通しているが、『日常にある物の視点を変えたり少し手を加える事で、特別感を持たせたり、特異的な物に変えられる認識を持つ事が出来る』と言うアンダーソンからのメッセージが伝わってきた。
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