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8. FERRAGAMO Resort 2024 コレクションレヴュー
FERRAGAMO Resort 2024
まずコレクションレヴューに行く前に新しいフェラガモの紹介をします。
Maximilian Davis(マクシミリアン・ディヴィス)がクリエイティブディレクターに就任し、生まれ変わった新生FERRAGAMO(フェラガモ)。
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テーラリングをベースにシャープなカッティングが魅力。
ここ何年か若返りを図っていたフェラガモですが、マルコ・ゴベッティがCEOに就任し、改革を本格化させています。
マルコ・ゴベッティはCELINEのフィービー・ファイロ、GIVENCHYのリカルド・ティッシ等、数々のクリエイティブディレクターと手を組み、成功に導いてきた"目利きのプロ"として名を馳せています。
その彼が、今回フェラガモのクリエイティブディレクターに選出したのは就任時若干27歳のマクシミリアンディヴィス。
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(マクシミリアン・ディヴィス)
シャープなカッティングを得意とするデザイナーです!
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写真だけでフェラガモが変わった事が一目瞭然。
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バッグはアーカイブをモダンに甦らせた。
そのマクシミリアンがフェラガモで刷新した仕事の一つとしてブランドのロゴとハウスカラーを鮮やかな赤に変えました!
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ロゴはピーター・サヴィルが手掛けた。
さて本題のResort 2024ですが、ドレスとカジュアルのバランスが更に良くなり、メインコレクションの合間らしい着やすいラインナップになっています。
正直、メンズよりウィメンズの方が良いのですが、僕のNOTEはメンズメインなのでそちらの視点でレポートします。
全体的には、アイテム自体は前回にあったような形を踏襲しつつも、リラックスしたシルエット、ブラウンをメインとしたカラーで、よりエフォートレスな雰囲気。
ウィメンズはエナメルのようなフェティッシュな素材を靴で取り入れる事により、センシュアルな一面を持たせました。
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センシュアルなアクセントを加える。
リラックスと言う面で、特にデニムのセットアップが前回より緩めのシルエットになっていたのが印象的でした!ルック25
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パンツのシルエットがだいぶ緩くなっている事が分かる。
クラシックにエッジ効いたシャープなカッティングでモダンに表現。
それがとても良く表現されていたのはルック15、30、37!
その中でルック15は素材をスウェードにする事により、抜け感を演出している!
ただ個人的には、ブラウンメインの中、ブラックでよりクラシックに見せている37が好きなルックです!
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左からルック15、30、37
スポーティーなアイテムもメゾンの技法や素材感でこちらもモダンに表現されている!
ショート丈で丸みのあるオーバーシルエットや、タイトシルエットのコンパクトな物!
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スポーティなアイテムも様々なシルエットでモダンに表現。
基本的にはシャープでミニマルな物作りが個人的に好きな部分。
今後なりえる未来の顧客にも今回はより良いアピールが出来るデザインが多かったのではないかと思います!
更に次のSUMMERが楽しみになるコレクションでした!
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