【民泊に興味を持ったら(1)】民泊の売上参考値《コロナ前の実数値》
お久しぶりです。民泊専業ホストの陽です。
専業と言いながらコロナ禍になり、民泊だけでは売上が立たなくなったので、現在はマンスリー賃貸の運営代行をメインで行っております。
思ったよりもコロナのパンデミックが長引いており、借り上げ物件の撤退を早々に決めて、心からよかったなと思っていますが、コロナ禍もようやく落ち着きを見せ始め、終息も視野に入りました。日本においても、10月をメドに入国者の上限の撤廃を検討しており、いよいよ観光需要も復活の兆しを見せ始めています。
そこで、副業として民泊を始めたいなと考えている方や、所有する物件を有効活用したいと考えている方も少なくはないのではないでしょうか。
今は歴史的な円安水準で、これからのリベンジ消費を見込むと、まさに今が参入のチャンスと言えるのではないでしょうか。
ただ、民泊新法施行が2018年6月、コロナの影響が大きくで始めたのが2020年2月ころなので、その間僅か1年8ヶ月。
コロナ禍が始まってからはすでに2年半が経過しており、現在も国内の観光需要はコロナ禍前の水準には遠く及びません。
これでは民泊を始めようにも、コロナ禍前から運営していた事業者でもない限り、参考になる数値が少なすぎるのが現状ではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが、そこでこの記事では、私が借り上げで運営してきた物件のうち、民泊新法施行からコロナの影響が出始めるまでの1年8ヶ月間、通しで営業できていた全4物件のコロナ禍前の実績を完全公開します。
*法令上年間の営業上限日数は180日です。「通しで営業」とはこの上限日数を守りつつ、その期間の当初から借り上げをしていた物件とご認識ください。なお、180日で余る期間においてはマンスリー賃貸にて運営しておりました。
これから民泊を検討されている方のご参考になれば幸いです。
いかがでしょうか。
思ったより多いでしょうか、少ないでしょうか。
ちなみにこの売上は全てドル建てで、当時のレート110円/ドル前後にて換算したものです。
また、自身のかけた労力(家具家電の手配設置や行政への届出などの運営準備、運営開始後の各外注先のマネジメント等)、は数値化できないためここでは投資コストに含まれていないことにご注意ください。
更に詳細の情報を知りたい方のために、月別の各物件の売上詳細と費用の内訳も記載します。(売上が少ない月はマンスリー運営です。)
費用の内訳は下記のとおりです。
(光熱費、備品消耗品費、清掃費は全物件の実績値から加重平均で算出しております。)
渋谷/渋谷区の物件ばかりとなってしまいましたが、
実は渋谷に偏っているのには理由があり、当初民泊に参入した際、都内の主要なエリアの価格やリスティング数、空室率などを網羅的に調査し、その結果一番参入して結果が出やすいという結論に至ったのが渋谷だったのです。
ただこれは参入当時のデータで、現在は当時とは違った状態であると考えられるので、あくまでも参入時の考え方の参考にしていただければと思います。
今回の記事はここまでです。
タイトルに(1)とある通り、「民泊に興味をもったら」はシリーズ化して、これから民泊を始めようとしている方や、拡大しようとする方に、参考になる記事を書いていこうと思っています。
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