200912.本屋はじめて1ヶ月ログ
糧で本屋をはじめて(再開して)1ヶ月になる。今月も本を仕入れた。
糧の考えるコンセプト「食卓を豊かにする」というテーマを考えながら選書してみた。
◎食卓を豊かにする本を用意する
「食卓を」というと食材・テーブル・キッチン・道具・空間というものを思い浮かべるけど、その背景には様々なことがある。環境、人、哲学、、、要するになんでもありなのだ。食卓で楽しく語り合える「何か」、背景がある「何か」を見つけられる場所になってほしい。そんなセレクトをしたいと思っています。
https://note.com/kentaooe/n/ne1dd03a04d89
そういうコンセプトの選書っていうけど、僕が好きなジャンルはそのラインなので、楽しくやらせてもらっている。本が数十冊、届くたびにアドレナリンドバドバなのは多分イメージできると思うだろうけど、サイコーなのです。
そして本屋やりたい人は、サクッと本屋ってはじめられるのでよかったら参考にどうぞ◎古本を集めようと思ったら古物商の許可が必要なので、そちらも参考にしてみてくださいまし。
さて、せっかくなので8月に書いた本屋のイメージの振り返りをば。
8月の記事の振り返り
◎食卓を豊かにする本を用意する
「食卓を」というと食材・テーブル・キッチン・道具・空間というものを思い浮かべるけど、その背景には様々なことがある。環境、人、哲学、、、要するになんでもありなのだ。食卓で楽しく語り合える「何か」、背景がある「何か」を見つけられる場所になってほしい。そんなセレクトをしたいと思っています。
これ、用意すると書いているけど、用意したところで食卓が豊かになることをはないということに気づいた。本屋は目的でなく、理想を実現するための道具なのだ。仕入れた本をコンテンツにしてちょっとなんとかしたい。で、コンテンツを作った先に、糧がつくる本とかつくれたらおもしろそうだなと思っている。
◎セレクトの基準
なるべく「読んだことのある本」を置きたいと思っている。
ただそれだと置ける本にも限りがあるし、自分の範疇を超えていかないので、この辺は走りながら進めていきたいと思っている。
「この人」が選んだ本っていう取り組みもいいのだけど、それだとセレクトの責任みたいなところに弱さが出て、あんまり良いことにならないんだろうなって思ってる。なのでこれは検討。
「読んだことのある本」と書いたけど、全然無理っすな。高すぎる理想掲げてしまってすません。amazonで経験値をあげた選書のスキルで仕入れていきながら、その場で読んでレギュラーの本、補欠の本っていうのを選択してもいいかなと思っている。糧にとって届けたいメッセージがノッているものをちゃんと仕入れたい気持ちは変わらない。
あと最近気づいたのは、「出版社を選んでいく」という感覚。
お目当ての本の出版社を調べて、その出版社のリリースした本をみていくと出版社にも色があるのだなと気づく。この辺は「一冊!取引所」とか見ると分かりやすいっす。
◎空間|ブックカフェの違和感
空間としては迷いがある。飲食スペース・ワークショップスペースの脇にあるし、本屋と言われるとちょっと弱い。現在は本コーナーになってるんだよな。
空間については本と客席が「ゾーニング」しているか「同居」しているかって結構迷いがあって、、これは糧に来てもらったらわかると思うんだけど、ちょっと難しさがある。
これは本が増えてきて、なんとなく「like a 本屋」な感じになっているので、成長していくだろうなっていう感覚。量が増えるとそれっぽくなるのは理解した。
ということで振り返り終わり!またどこかで振り返ってみようと思うけど、次回は何か企画的なものつくれればいいな。
最後におすすめだけど、ノーマのDOWNTIMEっていう本は最高。値段もすごいけど、それを超えていく本だなと思った。糧にきたら中身見れるので、きてね
2020.08
2020.09
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