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けんけん建築事務所の日々

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けんけん建築事務所(高津川デザイン工房)で進めているプロジェクトを公開できるものだけだけど紹介。
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記事一覧

翻訳してる Permaculture Books (2024.09.15更新)

パーマカルチャーの海外の書籍をコツコツ、DeepLでざっくり翻訳して、Notionにまとめて読書してます。もし読みたい人がいれば、DMくださいませ。購入したよーっていう証明と、Notion用のメールアドレスをくれれば共有します。(ドネーション & 海外本の提供大歓迎) 読了した本。 Milkwood Permacultureは、パーマカルチャーの12の原則と、原則をくらしに取り入れるための60の習慣のアイディアについて書かれている。 パーマカルチャーの12の原則は、パーマ

再び使えるを常に意識したい。

ビオフォルムのインスタをずっと見ていて、いつか山田さんの設計のやり方をみてみたいなー(というか弟子入りしたい)と思っていたのだけど、Noteで記事を書かれていたのはびっくり。サムネイルのモリソンの緑本の画像につられてクリックしたら、山田さんだった。そんでもって、書かれていることがドンピシャ学びたいジャンルで本もポチり。やーもっとパーマカルチャーと建築のジャンルを深めていきたい。。 今やっている現場で、段差解消のリフォームをしているのだけど、その中でお客さんの要望で接着剤を使

ぼくのHOUSE VISION.

いまとある物件の住宅改修をしている。 外壁が焼杉の板(幅100mm)くらいのものが経年変化で空いてしまって、板と板の間に隙間ができていた。この隙間をうめるべく、お施主さんとの打ち合わせをする。とりあえず、張り替えようという判断になる。まぁ当たり前な決断。 この焼杉板の隙間や、板の節が落ちて穴があいてしまった状況に住み込む蜂たち。そして屋根の隙間から、鳥が侵入して巣をつくった形跡などをみながら、なんだか面白おかしさを感じた。お客さんも写真を鳥の巣の写真をパシャリ。 現代の住

How to make Earth oven??/熱効率◎なアースオーブンのつくり方(専門的)

先日UPしたアースオーブンワークショップづくりの記録と、材料、道具リストなどをまとめたものをUPするよ! (先人たちの知恵がつまっているので、有料記事にしてますが、無料範囲で図面までみれますよ!図面はgoogle検索でも見つけることできるけどね) ただ。この内容だけだとわかりづらいかもしれないし、アースオーブンづくりに参加したことがある人にとっては、つくる為にいろいろな資源が必要なことに気づいていると思う。 それは「材料」「道具」「人・コミュニティ」「配置計画」なのだけど

¥2,000

【雨水タンク〜ビオトープ】 DIYパーマカルチャーガーデン講座をしたよ!

ついに念願のパーマカルチャーワークショップ講座を開けました。 昨年PDCを受けてからはじめての成果物。成果物っていったらちょっと違うね、津和野にパーマカルチャーのホットなスポットができたよ! 今回のフィールドはワンちゃん2匹を買われている大田夫妻のお家。 ワンちゃん、めっちゃ人懐っこくてちょーかわいいの。 この2匹のレイちゃん、ハルちゃんと楽しく暮らしていきたいっていうのが今回のプロジェクトのスタート。どう共生して循環していくかを一緒にディスカッションしながらプランニング

¥500

Mailmag column0120|あたらしい循環/雨水活用・ただいま設計中

▲上はYoutube動画リンク 今年はどれだけ暮らしの中で循環を生み出せるだろう。 循環の暮らしをするために、学んできたPermaculture Design Couse。アメリカ出身の三人の講師たちがつくる場所(岡山、千葉)にいって学んできました。その日本のサイトツアーみたいなのを今年どっかでできたらいいなって思いつつ、糧でもパーマカルチャーを学べる体験を用意していくんでお楽しみに! ぼくの職種は糧の店長であり、設計屋さん。店舗とか住宅のリノベーションをしてて、循環の

集中の集まり=グルーブ感

いま、萩で喫茶店のデザイン・工事に携わってます。 改めて説明するとぼくのシゴトは町に価値をつくり、価値を継続させていくこと。 お店を作りたい人と知り合ったり、紹介されたときに、想いのある人であったら一緒に場所づくりをすると決めていて、設計・デザインをやっています。想いのある場所が住んでいるエリアに増えていくと、そのエリアに住まうことがどんどん楽しくなると思いませんか?そうやって僕は町に価値をつくる、継続させるための仕掛け作りがシゴトだと思っています。 話は戻ると、萩でつく

萩暮らし案内所オープン前・交流会!

萩暮らし案内所(仮)オープンに向けての2つのプロジェクトが年内で終了! 萩に関係人口を増やすプロジェクトに取り組んだチームと、大きな家具をつくるチーム。みなさん、お忙しい中ご参加いただきありがとうございます! 2つのプロジェクトは今回の交流会兼ネーミングイベントを持ちまして一旦終了しますが、これからもチームは関係案内所オープンに向けて関わり続けていきます。 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします! (今までの活動のアーカイブもUPしました!t.ly/Jz6N ) 今

萩暮らし案内所(仮)を一緒につくりませんか? DIYワークショップを開催!

萩にあたらしいスポットが! 萩・明倫学舎4号館に、萩暮らし案内所(仮)という場所が生まれます。 少し前から萩市では、萩に「暮らす人」だけじゃなくて「萩に住んでないけど関わりつづけてくれる人」も大切にしたいよね!という想いで活動されていたそうです。そのホスピタリティ高めな部署が、新しくリニューアルした空間で、より良いサービスをつくっていくそうですよ! 間取りはこんな感じ! ゆったりとした場所に様々な要素をつくっていきます。 みなさんでつくるのは、2つ! ①大きな黒板 学

Mailmag column1007|パーマネント(永続的)な 自然と人といきものが生かし合う暮らしづくり

パーマカルチャーデザインコース(PDC)、修了してきました! 2週間のみっちりと概念からデザインまで学ぶことができて、とてもよかった。 今やらなかったらどんどん後回しになるから行ってきな!と背中を押してくれた、梨さんに感謝。そして一緒に仕事・プロジェクトをうごかしている仲間や、お客様の理解にも助けられました。ありがとうございます。 これでパーマカルチャーデザイナーとして名乗れることになったらしいのだけど、大学や専門学校を卒業したくらいのことで、実践をしていかなきゃ意味は

僻地という場所から

いわゆる過疎な田舎、ここ島根県の最西端である吉賀町柿木村から新たなるプロジェクトがはじまろうとしている。コンセプトメッセージとかは、オフィシャルのnoteに任せるとして、ぼくはぼくなりに僻地というコンセプトについて考えてみた。 「僻地」というとどうしてもネガティブなメッセージかもしれん。 と発起人のマサヤくんはいう、ただ彼は続けて、この世界でも最先端な問題先進エリアの僻地だからこそ、面白いことやメッセージを発信できる。そんなことを言っていた。 そもそも「僻地」とか「田舎

210815|PDC前半終了

パーマカルチャーデザインコースat上籾、前半終了です。 1週間の講座で、津和野を出ていました。ちょっと津和野の状態がわからず心配な気持ちはあるけど、嫁さんからはそこまで問題なさそうという連絡が来てるので多分大丈夫なのかな。ただ友人たちがいる江津や江の川流域が心配。被害が大きくないことを祈りたい。 現在は帰宅中、中国道は一部災害により通行止めで、松江ルートで迂回して帰っています。寄り道はしないつもりだったけど、ArtosbookstoreでNature系や建築系の本を大人買い

邑輝の家、古民家改修着工

友人カップルのじゅんくん、ももちゃんの家の古民家改修工事がはじまりました。昨年からツワノマップのプロジェクトや、その他諸々のプロジェクトで沢山お世話になっているふたりの新しい住まいを手がけることができて嬉しいです。 今回は「田の字型」に配置された4部屋をひとつの部屋に改修するという内容で、奥の日当たりが悪い部屋がいっぺんに明るくなり使い勝手もとても良くなりそうなプランにしています。 大工さんと電気屋さんに大枠の工事をしていただき、床貼り・壁塗りはDIYでやる予定ですんで、

better lifeから考えた暮らしっぷりの点数

&premiumという雑誌で「better life」という言葉をよくみかけるなーって気になり、翻訳したら「より良い暮らし」ということでした。そっか「better」は「より良い」だったか。 先日から、糧のホームページの「about|糧について」を整える作業をしていまして、糧って何を提供しているのかを言語化していたのだけど、そこで「better life」って響きがなんだか良さそうと思ったので、英語能力低めなぼくはグーグル翻訳に頼ったのです。 思ったのは「より良い暮らし」を