モノ作りに必要なモノ。

僕は職人だから
考える。
惹きつけられるモノと
そうでないモノの違い。

モノ作りに必要なのは熱意だ!

自分はこんなものが作りたい!!
って作ったものと
売れるものを作りろう!
って作ったものは全く違う。

売れるものとして作られたものは
こっちを向いている。
欲しいって思うであろう物を作っているのだから・・・
いうならばホストやクラブの接客業の方。
欲しいものを作ろうってもので
惹かれるものってのは
僕らと同じ方向を向いている。
いうならば職人とかアスリート。
そういうものの惹きつけられ方ってのは
学びと共感があるんよ。

だから
どんどん一緒にいて
使っていて馴染んでくる。

そう思うんよね。

しっかり馴染んだときの心地よさって言えば
そりゃないよ。
ほんとにいい。

日本のものづくりも昔は欧米の物真似だったじゃないか!?
そんなことを言う人もいるんだけど
中国のものづくりと根本的に違うところを見落としてる。

日本のものづくりは
研究してもっといいものを作ろうってやったんだよね。
僕らの緻密さ勤勉さと言うもので。
中国のものづくりの基本は熟れるものを作るってことなんだよ。
だから基本的にはそこには品質って概念は
売れる範囲であればいいんだと思う。

別に中国製を悪く言うつもりではないけれども
ここには
現在の日本の物づくりも
売れるものを作ろうって
日本製のメイドインチャイナになってしまっているように

そう思うから
売れるものではなく
僕は作りたいものを作る。
そう言う職人であり続けようって思うのよね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?