見出し画像

タンク(コマ撮り)

どうも篠原健太です。コマ撮りアニメーターをしています。

コマ撮りするにはいくつか道具がいるんですが、少なくとも動かす物とスマホ(ストップモーションスタジオなどのアプリ)があればできます。

動かす物が自立しなかったり、空中に浮かすとなると糸で吊ったり、タンクで支えたりします。

タンクは決まった形があるわけではなく、支えるだけの重さと強度があり、ある程度の操作ができれば何でも良いのです。

タンクについての問い合わせがあまりにも多いので、あらためて書きたいと思います。

プロ仕様タンク

僕の使っているタンクはこちら。

画像1

この状態では市販されていません。色々な部品を金属加工などして組み立てています。作るのはとてもコストがかかります。

しかし、このタンクと似たものが売られています。

こちらは市販されているUSB顕微鏡スタンドです。アームはありませんが上下スライドはできます。

ドワーフの簡易タンク

上のUSB顕微鏡スタンドを改造して作ったタンクがこちら。

画像2

このタンクはドワーフで作られました。輪っか部分を切り落とし、金属リグのアームを接続してあります。土台には重りものせています。

以前、アニマソンというコマ撮りワークショップで参加者に販売してみたところ完売しました。

画像3

約40名が参加してくれたアニマソンの様子

このタンクはまたドワーフで販売する予定だそうです。気になる方はドワーフの発信をチェックしておいてください。(僕の管轄ではないのです。すみません。)

タンク変身リグ

そして僕の知人が発明してくれたタンクに変身させるリグがこちら。

画像4

画像5

同じ市販のUSB顕微鏡スタンドを改造せずにタンクにすることができます。USB顕微鏡スタンドと重りを用意してもらわなくてはいけませんが、アクションフィギュアくらいなら十分に支えられます。

このリグの良いポイントはUSB顕微鏡スタンドが壊れても取り替えれば使い続けることができることです。(USB顕微鏡スタンドがすぐ壊れたという情報はまだないのですが耐久性のデータがないのです。)

組み立て動画

このタンク変身リグは知人が試作してくれました。タンクの問い合わせがあまりにも多いので、僕が知人に相談したところ開発してくれたのです。(ありがたい!)

しかし販売がまだ決まっていません。ドワーフから販売されるタンクもありますし、需要があるのかまだわからないのです。価格は未定ですが1万円以上2万円未満だと思っていただけると良いかと思います。

以上お知らせでした。

記事を読んでいただきありがとうございます!サポートしていただけると面白い作品を作る費用になります!