アニマソンがすごかった!【コマ撮りワークショップ】
先日、コマ撮りワークショップ アニマソンを開催しました。場所はNetflix「リラックマとカオルさん」を制作したドワーフスタジオです。
38名の参加者がチームに分かれて、約4時間ほぼぶっ通しでフィギュアコマ撮りに取り組みました。テーマはダンス。これがめちゃくちゃ盛り上がりました!当日の様子はFacebookのグループ内でライブ配信しました。投稿は残ってますので見たい方はグループ申請をしていただければ嬉しいです。グループ名は「Anima-thon (アニマソン)」
デモンストレーションを披露する篠原
同じく高野真さん
参加者からバレ消しの質問が出て急遽登壇して解説する杉木完さん(特撮おじさん)
実はイベントの企画段階から議題に挙がっていたことがありました。それは「コマ撮りのアニメートは一人でやるものだから一人枠が必要なのではないか?」というものです。しかし、今回は思い切ってチーム4人でリレー式にコマ撮りをすることにしたのです。
すると面白いことが起こりました。
ダンスの一連の流れをチームで共有しなくてはいけないので、コミュニケーションの量がとても増えたようなのです。言葉だけではなく、自分の体を動かして見せたり、紙に絵を描いているチームもありました。
時間制限(1人15分)で交代するルールにしたので、前の人が動きの途中で終わってしまっても次の人は上手く繋がなくてはいけません。今どういう動きをしているのかをコマ単位で共有しなくてはいけなかったかと思います。これはとても良いアニメの勉強になります。
一番重たいフィギュアをコマ撮りするチームではフィギュアを浮かせるために協力作業をしていました。他にも、キャラがフレームアウトしたり、タンクをアニメしたり、キャラ設定とのギャップを出したりと、枠にとらわれない作品がたくさんありました。
とても良かったのはスタッフが面白そうだったことです。普段の現場では味わえない気づきや喜びがありました。
参加者が制作した作品は伊藤有壱さん(アニメーションディレクター)、長汐響さん(フィギュア原型師)、高野真さんと僕で審査しました。
採点はユーモア点・チームワーク点・テクニカル点を数値化するというものです。
伊藤有壱さん
長汐響さん
高野真さん
篠原
一位のチームにはアニマソンオリジナルトロフィーを授与し、伊藤賞には伊藤有壱さんの作品ハーバーテイルの絵本、長汐賞には長汐響さんが副代表を務める株式会社GB2 オリジナル道具入れを贈りました。
受賞した皆様おめでとうございます!
一位のクリリンをコマ撮りしたチームの皆様
参加者の皆様、スタッフ、伊藤有壱さん、長汐響さん、本当にありがとうございました!またやりたいです!
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