2日目 学びをあきらめない
数学が苦手だった
中学生になって最初の数学のテストは26点でした(記憶はあいまいだが)。
中学1年生の中間テストといえば、正の数と負の数の計算。
14+(-9)=
みたいな簡単な問題です。
しかし、答案の点数を何度見直しても26点のまま…そう。私は数学が苦手でした。
悔しくて、親に算数のドリルを買ってもらいました。数学じゃなくて算数です。
私は小学校の頃、算数は計算をせずに答えを丸写ししていました(毎回じゃない)
…だから、計算がとても遅い。鍛えてなかったから。
漢字帳では「認」と書くときは「言(ごんべん)」を10回くらい書いて後から「忍」を書き足していました。「速く書くにはどうすれば良いか」を研究する宿題。
…だから、字のバランスも悪いしなかなか覚えられない。
そして26点。試験時間内に問題を解き終わらないのだから、弱点は計算の速さ(しかも算数レベル)だとわかっていました。
算数のドリルをすることで、少しずつ数学の点数も伸びてきました。だから、「学び直し」が大切なことは経験上間違いないと思っています。
ICT教材eboard
前置きが長くなりました。
私が担当している学年では、本年度からeboardを導入しています。
インターネットを利用して、いつでも「学び直し」ができる。しかも無料となると、使わない理由が一つもありません。
必要な時に、必要な人が、必要な方法で学べる環境を整える。
「個別最適化された学び」とか「教育機会確保」とか…大げさに言うのならばきっとそういうことなんだろう。
学校に来れなくても、授業についていけてなくても、塾に行ってなくても、学びをあきらめない…いや、あきらめさせてはいけない。…誇らしげにいうならばきっとそういうことなんだろう。
もちろん予習に使ってもいい。学びにフライングはない。
とはいうものの、1年目で課題も見えてきまたので、それはまた別の機会に。
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