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M-1グランプリ2021         ~データから見る優勝予想①~

11月18日、準決勝進出25組の発表されました。今年もクライマックスに近づいていて、いよいよって感じで盛り上がってきました。

あらゆるところでファイナリスト予想や優勝はどのコンビか、なんか言われていますが、ここでは、16回の大会のデータから見た優勝パターン確率をみることによって、優勝するコンビはどのコンビかを調べてみました。

下の表が過去大会の優勝者と、準決勝、決勝の進出状況を表しています。
・初準決勝進出かつ初決勝進出で優勝まで勝ち取ったのは2019年のミルクボーイのみ(③)
・準決勝進出経験があり、初決勝進出で優勝したのが8組(②)
・準決勝進出経験も決勝進出経験もあって優勝したのが6組(①)
(過去大会がないため2001年は除いています)

①のパターンと②のパターンで9割を超える確率で優勝しています。ただ、①のパターンであっても、6組のうち、決勝進出経験が過去1回で2回目に優勝を勝ち取ったコンビが4組ですので、
準決勝進出経験1回組で初決勝進出組及び決勝進出経験1回組で8割の確率(④)になります。
つまり、優勝を勝ち取るには初決勝進出で一気に勝ち取るか、進出していても2回目で仕留めなければならないことを示しています。
これは定性的には新鮮味から得られる衝撃にアドバンテージがあり、とりわけ、フォーマットがあるネタにおいては、慣れがでてくると苦しくなることをいみしているのではないでしょうか。

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では、先日発表されたコンビからファイナリスト10組(ワイルドカード含め)が12月2日に決まるわけですが、優勝予想ですので、ここでは、全組がファイナリストになった前提で上記のパターン(④)に当てはめてみました。

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結果、
さや香、からし蓮根、錦鯉、東京ホテイソン、ダイタク、アルコ&ピース、ロングコートダディ、キュウ
の8組となり、今年はこの中から、優勝組がでる予想になります。
単に過去データから見た予想ですので、様々な見立てがあると思いますが、いずれにして、どのコンビが優勝したとしても敬意を表したいと思います。

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