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プロ野球 開幕ダッシュは当てになるのか!?<パ・リーグ編>

さて、プロ野球が無事に開幕し、1週間がたちました。
数試合対戦すると、少しは力関係が分かったりするものですが、ただ、シーズンは143試合あり、交流戦があったり、今年はオリンピック・パラリンピックがあったり、チームコンディションはずっと一緒ではありません。

しかし、ファンとしては開幕ダッシュをきると期待値は必然的に高まってくるでしょう。
そこで、各チームの対戦が一通り終える開幕15試合時点の順位と最終順位を比較して、開幕ダッシュに成功したチームがそのまま優勝する期待値がどれぐらいかをプロ野球 開幕ダッシュは当てになるのか!?<セ・リーグ編>に続き、パ・リーグ編で調べてみました。
なお、スケジュールや雨天中止などの関係で、全チームが15試合同時に消化しないので、今回はあるチームが15試合以上消化していたとしても、全チームが15試合した時点の順位を比較しました。

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開幕ダッシュで1位のチームは30%の確率で優勝し、40%の確率で2位で、90%の確率でAクラスになります。
唯一の例外は2020年の楽天で、4位となっています。
少し優勝確率が低いですが、Aクラスはほぼ間違いないと期待できます。
ただ、開幕ダッシュでダントツの勝率を記録しても、優勝にはつながっていない点は気がかりです。2020年の楽天がそうでした。
反対に最下位はどうでしょうか。
開幕ダッシュに失敗し、最下位のチームは40%の確率で最下位、30%の確率で5位、80%の確率でBクラスになります。残りの20%は西武で、最下位から2012年には2位、2011年には3位に食い込んでいます。
しかし、最下位のチームはほぼBクラスを覚悟しないといけないでしょう。

あとは、1-3位のチームは73%の確率でAクラス、4-6位チームは同じく73%の確率でBクラスになっており、セ・リーグより、パ・リーグのほうが少し、最終順位を見通すことができそうです。

あと数試合で対戦が一巡しますので、ドキドキです。

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