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惜しまれながらの引退~プロ野球編~

2022年シーズンも来月のキャンプインから、いよいよ始まりますが、昨シーズンも100名近くの現役引退選手、実質的な引退選手がいました。

西武の松坂大輔投手
99年西武入団、大リーグではレッドソックス、メッツらを経て、15年にソフトバンクで国内復帰。その後、中日を経て、20年に再び西武に。現役後半は怪我との戦いで、昨シーズンは1軍、2軍ともに登板ゼロ。ブルペン投球もできず引退となりました。
日本ハムの斎藤佑樹投手
松坂投手と同様、甲子園優勝投手という実績を持ち、早稲田大学から10年のドラフトで4球団が競合する中、日本ハム入団。期待されたが、通算成績は88試合に登板、15勝26敗、防御率4・34と、期待に応えることができずに引退となりました。
また、鳥谷選手(ロッテ)や亀井(巨人)も現役生活を終えました。

多くの場合は、年齢とともに成績が下降していっての引退を迎えるが、まだまだトップレベルの選手とそん色ない成績を残しながら、引退選手はどんな選手で、こんな成績のこしているのに”何故”という選手を調べてみました。

2021年シーズンのセパ両リーグの打者・投手のトップ10の成績に現役引退選手の最終年成績が食い込み、ランキングされるかを見ました。
なお、打者の項目は三冠で、投手は勝ち星に防御率とクローザーのためのセーブをそれぞれ項目としており、外国人選手は除いています。

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打者では、王選手、山本浩二選手、立浪選手の3名でした。想像よりも少なかったですが、通算記録でも数々の記録を残している選手がやはり、ランクインしてます。王選手は本塁打30本、打点84を残しながら、引退とは傍目にはもったいない感じですが、王選手も山本浩二選手も打率が残せなくなったことが引退の理由でしょうか。
一方、記憶に残る長嶋選手や張本選手、野村選手はランクインすることなく、出場試合数も成績も奮わず引退という形になっています。

投手のほうは、こちらも3名、江川選手、村田選手、黒田選手といずれも勝ち星でランクインしました。防御率、セーブではいませんでいたね。
江川選手は現役生活9年間、32歳で引退するまで成績は申し分はなかったわけで、まさに「惜しまれつつ」の引退でした。ですが、本人にとっては、そんな単純ではないのでしょう。
一方、投手でも400勝投手の金田選手や佐々木選手などがランクインしてません。打者よりも選手生命が短いとされている投手が最後まで成績を維持するのは難しいのでしょう。

今回はプロ野球編でしたが、他のプロスポーツ選手の去り際についても、記事にしたいと思っています。

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